これなら簡単!ソーホースブラケットを使ってDIYでテーブル・作業台をちゃちゃっと作りました。
DIYで作ってみたいモノの上位に必ず上がってくるのがテーブルです。テーブルはいろんな構造のものがあって僕も作るのが大好きです。(DIYではなく本格的な木工の仕事として)これまでもいろいろテーブルは作ってきました。(よろしければ、Worksのページを)
今回は、自分の部屋にちょっとした作業台が欲しくなり、ソーホースブラケットを使ってちゃちゃっと作ったわけですが、これが意外とテーブルとしてもいけるものなので、ご紹介したいと思います。
たぶん、DIYを始めたばかりの人、木工を始めたばかりの人でも楽勝です。しかもアイデア次第ではオシャレに仕上げることも可能です。
目次
ソーホースブラケットって??
ソーホースというのは、直訳すると木挽き台といわれるもので、木を切ったりするときに使う台です。木工房では材料置きとして使っている人は多いと思いますが、僕も何台か持っています。構造はいたって簡単で、4本の足が斜めに出ているもので、見た目が馬のようなのでソーホース(のこぎり馬)なわけです。
そのソーホースをツーバイフォーで簡単にできてしまうのが、ソーホースブラケットです。これはホームセンターでも簡単に手に入るものです。金具はツーバイフォーがぴったしはまるようにできており、木を差し込んで、ねじや釘で留めれば完成。ほんとこれだけです。
アイデア次第でオシャレなテーブルに
このソーホースを使ったテーブルはある意味一つのカテゴリーをなしていて、Googleで「ソーホース テーブル」で調べるとたーくさん出てきます。ガラス天板のもの、立派な無垢の板を乗せたもの、シックな黒のソーホースのもの、カラフルにカラーリングされたもの。
アイデア次第でオシャレなテーブルになってしまうソーホース。
うちでは、ほかにもこんな案内サインもソーホースでつくってますが色やデコレーションを施すことでがらりと印象が変わります。

安いうえに、作り方はびっくりするほど簡単
今回は、1820mm x 910mmの合板を天板として使い、高さ700mmのテーブル(作業台)にします。
用意するもの:
ソーホースブラケット 2セット
ツーバイフォー 6ft(1820㎜)4本
合板 910mm x 1820mm 1枚
木ネジ 32mm 32本
ソーホースブラケット: 1000円前後x2
ツーバイフォー 6ft: 300円x4
合板 : 3000円程度 (薄いものは1000円前後)
木ネジ:数百円
合計:6000円~7000円ほど
作り方:
1.ツーバイフォーを以下の寸法、本数用意する
(4本の6ftツーバイフォーから一番無駄なく取れ、高さも日本人に最適な700mmになる寸法です)
900mm x2本
600mm x8本
2.600㎜のツーバイフォーをソーホースブラケットに差し込み、木ネジで留める
3.床にソーホースを開いて置き、900mmのツーバイフォーを上に乗せる
ブラケット先端はツメがあり、しっかり食い込ませることができます。
4.天板となる合板を上におく
(写真の背景ごちゃごちゃですみません)
以上!簡単!
なんて簡単、もう涙が出てきます。
ちなみに、ホームセンターでツーバイフォーを買う際に、上記のサイズにカットしてもらえば、あとは木ネジで留めるだけ。
余裕があれば、カラーリングをすればオシャレになりますね。僕は簡易作業台として使うので、今回はこれで終了。
ネジ締めは電動ドリルがあると超絶楽です!
木ネジで留めるだけ、とはいっても、さすがにこれを手回しのドライバーでやると結構辛い。簡単といっても、電動ドライバーがあっての話です。
もしまだ持っていないということであれば、ネジ締めも穴あけもできるドライバードリル、またはインパクトドライバーは持っておくと絶対重宝します。家庭用で1台持つのであればバッテリーも小さく軽くて取り回しのよいものがおすすめです。コードタイプは結構取り回しがよくなくてバッテリータイプにしておけばよかったって後で後悔することになるので、どうせ買うなら最初からバッテリータイプを買いましょう。
ということで、マキタのこれはおススメです↓
ドライバードリル
または、インパクトドライバー

実は、移動も楽々なんです
このソーホースブラケットを使うもう一つのメリットは、移動が簡単ということです。
上に乗せる天板は固定はしませんし、ソーホースの上に挟んでいるツーバイフォーもねじ止めしなければいつでも外せます。つまり、いつでもばらばらにできるので、たとえば、外でバーベキューなんかするときに、広い台がほしくなりますよね。そういう時に、ささっとこれを持ち出せば広々としたテーブルができるというわけです。
便利ですよね~
最後まで読んでくださった方へ
以上、ソーホースブラケットを使った作業台の作り方でした。
なるべく初心者の方でもわかりやすい記事を書くように努めておりますが、もしこの記事の中で、「この手順が分かりにくい」「実際やってみたらここがうまくいかなかった」「もっと違うやり方できないのかな」とかそういったわからないことがあれば、ぜひコンタクトページより、お問い合わせください。メールにて返答させていただきますし、今後の記事のブラッシュアップにつなげていきたいと思います。
こちらより⇒コンタクト




ほかにもこんなDIYネタがありますよ!
これなら簡単!琉球畳とスタイロフォームでゴロゴロできる断熱床をDIYでつくりました。
おしゃれな部屋にはごろごろできる気持ちいい床をDIYで実現する。
フローリングにおすすめなヒノキ。DIYでヒノキフローリングを設置しました。
これなら簡単!棚柱を使って、DIYで壁に棚を設置しました。
これなら簡単!2x4を使ってDIYでつくる木製作業ワゴン
こちらも合わせて読むと気分が上がりますよ!
コメント3件
Kenji Wada | 2017.02.17 20:35
ソーホースを使って作る脚は丈夫です。
ただ、そば打ちに関しては、どれくらいの丈夫さが必要なのかわからないので、向いているかどうかはわかりません。
もし、
ソーホースを使うのであれば、脚を2台並べて、その2つの脚をつなぐ桟を設置してから天板を乗せたほうがいいでしょう。
また天板もしっかりした板を用意した方がいいと思います。
[DIY]ソーホースブラケットと2×4木材を使って安価に作業テーブルを作ってみた – 日曜大工 初心者 | 2018.02.26 9:51
[…] これなら簡単!ソーホースブラケットを使ってDIYでテーブル・作業台をちゃちゃっと作りました。 […]
ソーホースブラケットを使った作業台は頑丈でしょうか?
そば打ちとかに向いているでしょうか?