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一眼レフ 初心者のための「写真・カメラを始めるなら」のはなし:STEP4 現像処理して出来上がる感動写真~ Lightroomのススメ~

2014年8月20日

Lightroom 5

こんにちは。

さて、一眼レフ 初心者さんのための「写真を始めるなら」のはなし、ということでSTEP1から続けてきましたが、ついに最終章 STEP4です。

STEP4は、写真の現像です。

STEP1 失敗しないカメラ選び
STEP2 写真はレンズで決まる
STEP3 これさえ押さえておけば大丈夫!基本の基本の撮影テクニック
STEP4 撮ったら終わりじゃないよ!現像処理をして出来上がる感動写真~ Lightroomのススメ~(←今はココ)
番外編:難しいルールはいらない!我が家のアルバム作成のたった5つの簡単ルール
番外編2:flickrのススメ:撮った写真は、自動でオンラインバックアップ
番外編3:一眼レフ カメラストラップ 斜めがけするならニンジャストラップとハクバ グリップストラップの組み合わせがオススメです。
番外編4:発表会、運動会、家族旅行、子育て世代におススメなカメラレンズは高倍率ズームレンズです。
番外編5:ボケ味最高!やっぱりレンズは単焦点!
番外編6:一眼レフカメラ用ショルダータイプの カメラバッグ ダントツのおすすめ:TENBA DNA13のすごいところBEST5




現像があるから写真は面白い!

え、デジタルカメラって現像必要ないんじゃ、、、って思ったアナタ、いい質問です。デジタルカメラで保存されるJPEGというデータは、カメラがセンサーでとらえた光の情報を現像処理してJPEGというデータ形式で写真の形にしたものです。つまり、カメラが自動で現像処理をしているのです。僕らが、スマホですぐ共有できたり、プリントアウトできるのはカメラがすぐJPEGというデータで保存してくれているからです。

でも、自動で行われている現像処理、いってみれば平均点を狙うような平凡な写真です

STEP3では、ぜひデータをRAWで保存してください、と書きました。

なぜか。

RAWからの現像処理がめっちゃくちゃ面白いからです。

僕はもともと大学で写真のクラスをとったことがあるのですが、その時は白黒フィルムでの撮影、フィルム現像を習いました。そしてあの暗室で行う写真を焼く作業がすごく好きでした。光の当て方、露光時間で全く変わってくる写真の雰囲気。全く同じ一枚のフィルムから全然雰囲気の違う写真が生まれたりするのです。また、暗くなりすぎてしまった部分には光を多めに当てれば明るくなるし、明るすぎる部分には光の量を少なくすればしっかりと被写体が浮かび上がってきます。すごくゾクゾクする瞬間でした。

RAW現像ソフトは、一眼レフを買えば無料でカメラメーカー純正のソフトがついてきます。しばらくキャノン純正ソフトのDigital Photo Professional(DPP)を使ってきましたが、ぜんぜん好きなようにできませんでした。しかも、すごく処理が遅い。。。。あんなに楽しかった暗室での作業、デジタルではもうできない。そうあきらめていましたが、AdobeのLightroomというソフトがものすごくかゆいところに手が届く的な調整ができ、しかも軽快に処理してくれるもんだから、再びあの感動を味わうことができるようになりました!

撮影時は最低限 フォーカスと構図だけは正確に。ほかのことは忘れていいよ!

光の加減はLightroomでかなり自由に変化させられます。なのでSTEP3に書いたように、逆光で多少暗く映ってしまっても全然気にしません。RAWで保存していれば、あとからLightroomで調整できるからです。

そうすると、撮影時は最低限被写体にしっかりフォーカスさせ、狙った構図で撮影することに専念できます。ホワイトバランスやISOなど難しいことはいくらでもありますが、たいていのことは何とかなります。しかし、フォーカスだけはたとえLightroomがすばらしいソフトでもどうにもできません。ずれたピントを正すことはできないのです。構図についても多少は調整可能ですが、撮影時に狙った構図で撮影しておいたほうが、いいと思います。

Lightroomでできること

Lightroomでできること、それは思い出をより鮮やかに残すことです。実際の処理前のカメラがそのままJPEGにした写真とLightroomで現像処理した写真を見てみましょう。左が処理前、右が処理後です。

操作もとても簡単。何より各項目のスライダーをいじるだけでみるみる変わっていく写真に感動します。

冒頭の写真はこんな感じに調整したのです。

これを見れば、いかに普通にとられている写真が味気ないものかわかってくれたと思います。Lightroomだかこそできる鮮やかに思い出を残すということ。もちろん、今回紹介したのはLightroomの機能の基本中の基本です。

もちろんLightroomがすべてを解決してくれるわけではありません。STEP1から書いてきたことをしっかりやってきたうえで成り立つLightroomでの仕上げ作業です。でもやっぱり、この仕上げの現像処理がないととても中途半端なままになってしまします。違いを見てしまったからには、やっぱりLightroom、やるしかない。と、思いませんか?レンズを何本も買うのであれば、1万円そこそこのLightroomを手に入れたほうが圧倒的に有益です。

STEP1 失敗しないカメラ選び
STEP2 写真はレンズで決まる
STEP3 これさえ押さえておけば大丈夫!基本の基本の撮影テクニック
STEP4 撮ったら終わりじゃないよ!現像処理をして出来上がる感動写真~ Lightroomのススメ~

さて、このシリーズ、今回で最後となりました。特に具体的にやり方を説明するわけでもなく、中途半端と感じるところもあると思います。でもまず第1に心掛けたのは、なんかようわからん、となる前に、写真の楽しさをまず味わってもらえるように、簡単でとっつきやすい方法、情報を紹介してきたつもりです。

もし、わかりにくいところがあれば、何なりと言ってください。しっかり説明を書き足していきます。

少しでも写真を楽しんでくれる人が増えるといいなぁと思います。プロだからできることというのはもちろんあります。でもプロじゃなくてもできることはいっぱいあるし、それをを実践すれば、わぁと驚く写真はいくらでも撮れます。

ぜひぜひ写真を楽しんでいきましょう!

お付き合いありがとうございました^^

番外編:難しいルールはいらない!我が家のアルバム作成のたった5つの簡単ルール
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