プロでもアマでもカメラをやる人には常に悩みがあります。大事な大事なカメラやレンズをいかにして持ち運ぶか。そして、理想的なカメラバッグを求めて迷走することになるのです。
今回は、ショルダータイプ(メッセンジャータイプ)でダントツおすすめのTENBA DNA13を徹底的に紹介します。
目次
普段使いでもナチュラル、でもカメラもしっかり収納できるバッグを求めて
そしてアマにはプロにはないさらなる深い悩みが。常にカメラが必要なわけではないけど、やっぱり持っていたい、というもの。要らないときは要らないし、いるときはがっつりレンズも持ち運びたい。
そしてできればPCやiPad、書類などもしっかり整理して入れておきたい。でもカメラ要らないときは、サッと取り外せる。さらに欲を言えば、街中でも、旅行中でも、アウトドアでも持ち出せるデザインであればなお良し。
要するにカメラを持ち運ぶためのバッグではなく、「普段使いのバッグ」でありながらカメラもしっかり収納できるバッグが欲しいんです!
そんなわがままな願望を持ってもう何年たったのでしょう?機会があればカメラ屋に入ってあーでもないこーでもないとカメラバッグコーナーでいろんなバッグを試してみる。そんな日々を過ごしておりました。もちろん、今まで購入したものもありますが、すべてを満たすものには出会えてないんです。
偶然みつけたTENBA DNAがすごかった!
リュック型ではなくショルダータイプ、メッセンジャータイプのカメラバッグがどうしても必要となり、徹底的に探しました。
そして見つけたのがTENBAのDNAシリーズ。全く違うものを検討していてカメラ屋さんで物色していた時に、たまたま見つけたのですが、その見た目から、機能性からまさに求めていたものだったのです。収納力、速写性、一つ一つのディテールの作りこみがすばらしかったんです。
調べてみると、DNAシリーズは、New Yorkのメッセンジャーたちのさまざまな要求に応え、年中、どんな気候でも使えるメッセンジャーバッグでありながら、中のカメラやレンズ、PCなどは徹底的に守るという考えのもと開発されたものだそうです。
それでは、みればみるほど素晴らしいDNA、僕の独断と偏見で選ぶすごいところBEST5をお届けします。
すごいところ1:めちゃんこ考えられている収納性能
こだわった収納性はもういうことありません。DNA13の場合、使いまわしがきくのでよく使うTAMRONの28㎜~300㎜の望遠レンズを付けたままバッグに入れることができ、さらに2本レンズが収納できます。ほかにも予備バッテリーやクリーナーなどの小物も余裕で入ります。このカメラ収納はインナーバッグタイプで必要ない時はさっと取り外しができるようになっています。
カメラ以外は、A4サイズの書類もiPadや13インチまでのPCが一緒にしまえます。
そして何がいいって、ポケットが充実していることです。小さなノート、ペンなども整理して入れることができます。
すごいところ2:雨でも風でもどんと来い!オールウェザー対応
ひとつひとつのジッパーは止水仕様ではないですが、水が入りにくい工夫がされています。そしてフラップを開いたとき横から雨などが入りにくいような構造になっています。
そして、専用カバーもついており、ザーザー雨が降っていてもバッグを守ることができます。片面はシルバーで光を反射し、もう片面は黒色で目立たないようなっています。常にピカピカ反射したりすることを嫌う人もいるので、こういう使い分けができるのはすごい。
すごいところ3: Fidlock®の使い勝手がハンパなくいい!
フラップを止めるクリップは特許をとった Fidlock®というもの。これめちゃくちゃ使いやすいです。普通のクリップだと、お互いがしっかり位置が合わないとカチッと止めることができません。マグネット式だと力が加わればすぐ外れてしまいます。
しかしこの Fidlock®というものは、マグネット式なのでお互いが近づけばカチッと簡単につけることができるのですが、外す時はスライドさせる仕組みになっているのです。普通に上方向引っ張っても外れません。この使い勝手は実際やってみないとわからないと思いますが、非常に使いやすいのです。
すごいところ4:フラップを開けなくてもカメラが取り出せる!
フラップを開けないとものが取り出せない、というのは非常に使い勝手を悪くします。その点、このDNAシリーズは考えられており、フラップ上部にファスナーが取り付けられており、フラップを開けなくても中のものが取り出せます。大きく開くのでカメラでもほかの小物なども取り出しができるので、とても便利です。
ちなみにこのDNAシリーズのファスナーは輪っかがついており指をひっかければ開け閉めが容易にできます。つまむ必要がないところも使い勝手が向上している要因です。
すごいところ5:右肩がけでも左肩がけでもどちらでも長さ調整ができるユニバーサルなデザイン
よくあるショルダーバッグは、その紐の調整する部分は一つしかついていません。そうするとモノによっては長さ調整する部分が背中側に回ってしまったり、最悪調整部が方の上に乗ったりするので使いにくくなります。僕は特に一般に多い左掛けではなく右掛けなのでこういう経験が多いのです。なので、調整部が2つ付いててどちらの肩にかけても長さ調整ができるようになっているというユニバーサルなデザインのものづくりにとても感動しました。
Never Compromise:ほかにもいっぱいいいところあります。
徹底的に考えられているなぁっていろいろみていた感じます。なんてったって会社のスローガンが「Never Compromise(一切妥協しない)」ですよ。すごいですね。あとは耐久性さえよければ完璧です。
アメリカにはDNA13が存在していた
2015年8月現在、国内でもDNA13を購入できます。
でもね、DNA8(ミラーレス一眼用)、DNA11(フルサイズ+2,3本のレンズ+iPad)、DNA15(フルサイズ+2,3本のレンズ+iPad+15インチサイズのPC)というサイズ展開だったのです。まず、自分はフルサイズ一眼なのでDNA8は候補から外れ、11と15に絞られますが、11ではA4サイズの書類等は入らず、15は明らかに大きすぎるのです。
僕が求めるのは仕事でカメラが必要な時も持ち運べ、書類も入れることができる収納性、山などのフィールドでの仕事でも気兼ねなく持っていける機能性と携帯性です。
サイズが合わなければすばらしいバッグもあきらめるしかない、と思いながらも、TENBAの公式サイトを見ていたときに、なんとアメリカではDNA13という11と15の中間サイズが発売されたばかり、ということを知りました。もちろん日本では未発表(2014年12月現在)なので買えるところはありません。でも11と15の中間サイズがあることを知ってしまったため、僕の物欲が噴火しました。アメリカのAmazonから買うことにしました。(2015年8月現在、国内でもDNA13を購入できます。)
注文して2週間。やっと届いたTENBA DNA 13。初めてのご対面、丁重に挨拶をしました。改めて見て、さわり、お店でDNA11を見ていたときには気づかなかった新たな発見もあり、ますますその良さにほれ込みました。これから大事に使っていきたいと思います。
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