カメラバッグはカメラマンの永遠のテーマです。いかにカメラを安全に収納するか。そして、カメラ関係以外のものと一緒に効率よく収納できるか。悩みは尽きません。
僕は普段、メッセンジャータイプのTENBA DNA 13を使っています。通勤は車だし、カバンを持ち歩くことは少ないので、いちいち背負わないといけないバックパックよりも、ショルダーのほうが普段の仕事などでは扱いやすいからです。TENBA DNA 13はメッセンジャータイプであればダントツおススメです。毎日ガンガン使っていますが2年以上たってもヘタレません。
さて、そんなメッセンジャータイプのバッグを通常遣いしている僕でもバックパックタイプのカメラバッグが必要な時があります。それは、遠方出張で電車などで長距離移動しなければいけないときです。これまでTENBA DNA 13でしのいできましたが、ショルダーは片方の肩に重みがかかっている状態での移動のため非常に疲れます。こういう時はやはりバックパックタイプがいいよな、ということで購入したのがアップルが認めたバッグブランドINCASE(インケース)のDSLR Pro Packです。ちなみにDSLRはデジタル一眼レフカメラのことです。
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Incase DSLR Pro Packの見た目がよい
近辺のカメラ屋に行ってもINCASEのバッグを置いてあることはないので、ネットで買うしかないのですが、バッグパックタイプを選ぶうえでの選定基準は、見た目とレビューの良さです。見た目に関していうと、僕はバッグの表にポケットやらファスナーやらがワサワサとやたらとついているが嫌なんです。ちゃらちゃらしていたくないんです。シュッとしたものがいいんです。そういう意味ではこのIncase DSLR Pro Packはまさしくシュッと系。
表はシュッとしていても、収納力はすごいです。
全面はポケット状になっていて、ちょっとしたペーパー類、チケット類などはここにさっと入れておくことができます。
上部にはファスナーがあるんですが(これがまた目立たない感じなのがいいですよね)、前面のファスナーは小さなポケットになっていて、ここには名刺入れや鍵やリップクリームなどちょっとしたものを入れておくのに重宝します。
カメラはバッグ上部から出し入れできます。
上部ファスナーの背中部分からぐるっとなっているところは、背面収納に入れたカメラを直接出し入れできる開口部です。
中の収納力もすごいんです。
カメラバッグはカメラを中心に収納が考えられて設計されますが、書類やノート、PCやタブレットなどの収納にも優れている必要があります。そんな中、Incase DSLR Pro Packはそのあたりもちゃんと考えられているんですね。
上部のファスナーの真ん中のものをあけると、それらのノートやPCなどのオフィスグッズ系の収納スペースにアクセスできます。
ここには15インチサイズのPC、ペン、タブレット、ノート、A4サイズの書類などバンバン入ります。しかもそれぞれに適したスペースが作られているのでオーガナイズしやすい。
僕は12インチのPC(Lenovo Yoga)とKindleとB5のノートは必ず持ち歩くので、こういった収納スペースは非常にありがたいです。ただ、PCスペースは15インチ用なので、12インチのものを入れると深くまで入っていきます(笑)
そして背面のカメラ収納は秀逸
そして、カメラやレンズを収納する背面のスペースは秀逸です。背中と接する部分がパカリとあけることができます。
僕が持っているレンズ4本、ストロボ、バッテリー関係をすべて入れても余裕があります。もちろん出張時にはこんなにレンズを持ち歩きませんが、カメラ本体にレンズを装着したまま一番上部に入れて、残りのスペースはPCのアダプターやマウスやコード類、あと宿泊の場合は着替えなどを入れます。すごい収納力があります。
3泊ぐらいの出張の時は、カリマー エアポートプロ 40とIncase DSLR Pro Packの組み合わせで完璧なんです。東北出張はこれで乗り切りました。
ショルダーや背中のクッションが最高です。
これだけカメラ関係のものやPC類を入れるとさすがに重くなりますが、このバックパックのクッションはほんとに優れいています。
分厚く通気性のある背中のクッション。
ショルダーのクッションも分厚く、重い荷物でも肩への負担が軽くなります。
また、ハーネスもあり、肩からずれ落ちることも防げます。
ということで、バックパックタイプでダントツおススメIncase DSLR Pro Packでした。