こんにちは。
みなさん、木工用ボンドは何に入れていますか?
たぶん、ほとんどの人が購入する容器をそのまま使っているかと思います。たいてい、一般家庭では木工用ボンドはそんなに使わないですから、小さな容器のものを購入するので、ほとんどの人はそれで充分と思います。
でも木工を本格的にやっているDIY大好きな人、プロの木工家の人は業務用の1kgや3kgなどのビニール袋に入ったものを買って、容器に移し替えていると思います。一般向けですと単価がべらぼうに高いですからね。
今日はその移し替える容器に何を使っているか、の話です。
結論から言うと、うちでは何年も前から、マヨネーズボトルに入れています。たぶんそうしているプロの方は多いと思います。
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これめちゃめちゃいいんですよ。その理由を4つ記しておきます。
マヨネーズボトルがいい理由1:複数の小さな穴でボンドの塗り幅を調節可能
ボンドを塗る作業というのは大きく分けて2つあります。ひとつは、筆などで部分的に塗る。もうひとつは、ボトルから直接塗布する。筆などで塗る場合は、ほぞで接合するときに部分的にボンドを塗るときが多いです。
一方で、ボトルから直接塗布するケースというのは、面に塗り広げるとき、なのですが、プロの仕事で多いのは、幅方向に板を接着して広い板を作る時だと思います。このとき木端にボンドをぬるのですが、口が1点のものよりも、複数あると初めから広がって塗布できるので、そのあとブラシで塗り広げるときとても楽なんですね。
この作業で、マヨネーズボトルがすごくいい!
お好み焼きにマヨネーズをシャーっとかけるとき、細いマヨネーズのラインがお好み焼き全体にかかるとなぜか食欲そそられますよね。そのための穴が、ボンドの塗布でも便利なんです。
でも、「じゃあ、つねに幅広く出てきちゃうから、塗布面が狭いとき使えないんじゃないですか?」という声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
幅広くボンドを塗りたいときは穴が横並びになる角度でボトルを構えればいいし、
狭い面に塗るときは、縦並びになるように構えればいいのです。
つまり、ボンドの幅をコントロールできるんですね。これが便利!
マヨネーズボトルがいい理由2:適度な柔らかさで出す量も自在
2つ目の理由が、マヨネーズ用のボトルって適度に柔らかく、ボンドを塗るときにボトルを押す力に合ってるんです。たぶん、粘度が近いからなんだと思いますが、これがほんとに作業しやすくしてくれます。
ボトルを押す力で出てくる量を調節できるので、ぐっと押し込めばたくさん出ますし、薄目に塗りたいときは軽く押せばいい、その直感的に作業できるのがいいんですね。
口が一つのボトルですと、出す量が基本多めになりがちです。ボンドを適量出すのにも適しているということですね。
マヨネーズボトルがいい理由3:逆さまで置きやすい
マヨネーズは最後の1滴まで使いたいですよね。
この人々の思いが、キャップの形状にしっかり反映させられており、逆さまに置けるようになっています。
これが、ボンドにもいいんです。
中身が少なくなった時は、逆さまに置いておけば、すぐ出てくるのですが、そうじゃないと、いざボンドを出そうとしたときになかなか出てこないってことになりますよね。
ボトルによっては、キャップと本体が位置が合わないとカチッとはまらないものがあり、逆にその仕組みが小さな穴たちをふさいでくれるので、逆さにしたときにもれてきてしまうのを防いでくれます。
マヨネーズボトルがいい理由4:中が見える
最後、地味にいいのは、中身が見える。
一般的なボンドのボトルって、中が見えません。
でもマヨネーズボトルは中が見える。
あとどれくらいで使い切るのか、固まり始めているところがないか、など目で確認できるんですね。これは洗う時にもすごくいいです。
番外編:こまかいところに塗るときはちっちゃなオイラーが便利です。
ほんとに細かいところにボンドを塗るときは、この小さなオイラーボトルが便利です。
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まとめ
ボンドの容器はマヨネーズボトルがいいですよって話でした。
たまにねじ切りの作りが悪いものもあって、ボンドが変なところから漏れてきてしまうやつも中にはあるので注意です。
おすすめは5つの穴があるやつです。
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