5月に入り、本格的に土いじりの季節になってきました。GWに突入したとたんにものすごい暑さで、ちょっとげんなりしましたが、後半は曇りがちで暑さも多少落ち着きましたね。
さて、今年の我が家の畑、ずっと悩んできたわけですが、面積を半分にすることにしました。
いろいろと頑張ってきましたが、畑仕事にかけられる時間も限られる中、そもそも条件が悪いこの我が家の畑にこれ以上かまってられない。
我が家の畑で一番厄介なのは、地下茎で繁殖するヤブガラシ、ドクダミ、よもぎで、こいつらのために毎年毎年土を掘り返して根っこを除去してという作業をしていました。
もう嫌になっちゃったよ。
ですので、畑面積を半分にして、その半分を強力な防草シートで覆いました。
目次
そもそも条件の悪かった我が家の畑
9年前に中古物件を購入して入居した今の家。広ーい敷地と大きな工場もついていたのでうってつけだったわけですが、言ってみればごみ屋敷状態でした。
当時の畑部分の写真はこんな感じ。
もはや畑だと誰も思わないでしょう。かろうじてさといもの葉っぱが見えます。
これを当時真夏の7月でしたが、毎朝5時くらいから草抜きをして、数日かけて下の写真のようにまでしたわけです。2mx10mぐらいの畑です。
それからというもの、せっかく手に入れた畑、ゴテゴテの土をおが粉入れて土壌改良のようなことをしながら、毎年作物を植えては、家庭菜園を楽しんできたわけです。
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子どもたちにも畑仕事をやってもらったりしながら、楽しんできましたよ。
ヤブガラシ、ドクダミ、よもぎの地下茎植物が憎い!
しかし、元々うっそうとしていたこの畑、厄介な植物が入り込んでいました。
それがヤブガラシ、ドクダミ、よもぎの地下茎で繁殖する植物たちです。
ドクダミ
よもぎ
とにかく厄介。厄介以外の何物でもない!
繁殖力がすさまじい。
これらの除去の仕方を調べに調べ、いろいろ試したけど、とにかく根っこを取り除くしかない、という結論に至ったわけです。
しかし!
こいつらの根っこがまた厄介。簡単にぷちぷち切れるので、土をごそっと掘り起こして、
少しずつ土の塊をほぐしながら根っこを取り除く、
という地味な作業なんです。
そりゃ、こうやって、根っこがごそっと塊で取れると快感ですが、地味すぎる。
そして!
取り除いたと思っても、わずか1cmぐらいでも残っていれば、そこからにょきにょきとまた成長して畑中に地下茎を伸ばし始めるわけです。
↑見てください、これ!↑ 昨年残っていたやつ(太い部分)からにょきっと細い地下茎が伸び、また芽を出そうとしています。
完全に毎年いたちごっこ。
そう、毎年作物の植え付け前に畑を耕すわけですが、夏から冬を越して春までの半年の間に成長した地下茎を上に書いたような方法で一生懸命取り除いて、それからやっと植え付けるということをしていました。
今年こそは根絶してやる!と意気込んでも、結果は同じ。そんな畑にこれ以上労力かけたくない。
ということで、もう半分は畑として使うのもやめよう、そして雑草も生えないようにしよう。なにより地下茎植物たちはもうここから日の光を浴びさせたくない、その思いで、このゴールデンウィークは朝5時ごろから最後の戦いに挑んでいたわけです。
強力な防草シートで封じ込め
防草シートで覆ってしまうという案は既にありましたが、そのまま覆ってしまえば、地下茎がすごいことになってしまうので、例年と同じように土を掘り起こして、地下茎を丁寧に取り除いていきました。
その結果、2m x 5mほどの面積で出てきた地下茎の山がこれです。まるまる2日かけてこれぐらいです。しかも、乾燥させて体積少なくしてますから、実際はもっとボリュームはあったでしょう。
このボリュームのうち98%地下茎です。
毎年この量を掘り起こしてきれいにしてから、畑やって、、、でもまた翌年同じ量の地下茎が繁殖しているという状況、読者のみなさんも嫌になりませんか?
ひとまず、防草シートで覆うところは入念に地下茎を取り除きました。
そして、強力タイプの防草シートで全体を覆いました。ちなみに、安い防草シートですと、織物系なため、その隙間からツンツン葉っぱ系の雑草は生えてきちゃうんですよね。それは過去に失敗していますので、今回は高くてもいいので、高密度の強力タイプです。
端からやつらが出てこないようにブロックの下にしっかり入れ込んで、その上から土かぶせて、といった感じで、完全封じ込み作戦です。
ふぅ、すっきりしました。
地下茎がどうなるか楽しみ
厄介者だった地下茎植物がこの防草シートに対してどういう反撃を見せてくるか楽しみです。
またこの強力タイプの防草シート、どれくらい効果があるか、これから見ていきたいと思います。
残った半分の畑もドクダミがすごいのですが、それらも除去していきます。そしてすでにヨメのネギがありますが、ほかにはサラダなどにつかえる葉野菜系を植えていきたいと思います。