先日アメリカから購入したコンパクトルーター(大きなトリマー)Dewalt DW611PKですが、標準のベースプレートは四角でも丸でもない、なんと四角と丸が合わさった形なのです。これは時と場合によっては便利な形状ですが、僕の場合はやっかいになることが多いと思います。そこで、オプションの正円のベースプレートを購入しておきました。また、それと一緒にセンタリングコーンというオプション品も合わせて買っておいたのです。
では、センタリングコーンがどういうものかご説明しましょう。(まぁ、そんな大げさなものではないのですが。。。なくても自作できる程度のものですし。)
ベースプレートは2種類あります。
改めてベースプレートを見てみましょう。左がオプションの正円のベースプレート、右が標準でついているベースプレートです。僕は正円のほうが使い勝手が良いと思いますが、右のような形状が標準ということは、一般的にはこちらのほうが良いということなんでしょうか。ベース面積が大きいので安定はするとは思いますが、ベースプレートのふちを冶具に沿わせて加工するときはやっぱり正円のほうがいいと思います。(トリマーという機械で考えると四角のベースプレートが多いですが。。)
プレートの位置決めができるようにはなっていない。
標準ベースプレートを止めているねじを外した時に気づきます。これネジ以外でプレートの位置を固定しているところはないんです。ベースプレートをかならず一定の箇所で固定できるような仕組みにはなっておらず、ねじの締め方によってはベースプレートの中心がずれてしまうのです。
そのために中心だしができるものが必要で、それがオプション品のセンタリングコーンなのです。
ちなみに、木工をやらない人にとっては意味が分からないことだと思いますが、このベースプレートの中心が本体の中心とずれていると正確な加工ができないので、必ずベースプレートと本体の中心は同じにしなければいけないのです。
軸棒と円錐で中心を出す。
ではさっそく、センタリングコーンを使って中心を出しながら、ベースプレートを取り付けたいと思います。
まずは、ベースプレートを取り外します。
センタリングコーンの軸棒をトリマーのコレットに取り付けます。
その上から取り付けたいベースプレートをおきます。
そして円錐部分を軸棒に差し込み、ベースプレート側に押すことでベースプレートの中心を本体の中心に合わせます。
そして、そのままねじを締めて終わりです。
はい、以上。