集塵機(掃除機)のホースちぎれました?
そうですよね。
実は僕もです。
あれ?なんか吸い込みが弱いなぁ、中のごみ出したばかりなのに、、って思って手元見たら、プラスチック部分近くのホースが破れてヒューヒューいってるじゃないですか。そりゃ吸わないですよ(笑)
で、早速ネットでマキタの集塵機のホースっていくらなの?って調べましたら4000円ほどかかるじゃないですか。いやいやいや、今掃除したいし、4000円も使いたくないし。
ということで、自分で直しました。今日はその完璧な直し方(修理方法)を伝授します!
目次
ビニールテープで巻いてみたら全くダメだった
最初、破れたところをビニールテープでしっかりぐるぐる巻いておけばいいんじゃないかと思って、やってみましたが3分で再び破れました。ビニールテープ全く意味がなかったので、時間の無駄なので試さないようにしましょう。
完璧な直し方
ということで、これはまじめに向き合わなければいけないと思い、まずどんな構造になっているか、腰を据えて観察してみました。
フロントカフスの構造
まずこのプラスチックの部品、フロントカフスといいます。
先端のパーツは2番目のパーツの上にかぶさり、3番目のパーツにツメで固定されています。
そのツメをマイナスドライバーでくいっと動かすと先端のパーツが外れます。
そして2番目のパーツにホースが差し込んであるのがわかります。
このホースさえ抜ければ、破れた部分を切り取り、また差し込めばいい、ということになります。
ホースが抜けない
やり方はわかったけど、何をどうやってもこのホースが抜けない。引っ張ってもねじってもダメ。なんでだ?
よーく見るとホースの螺旋に合わせて切込み(溝)があるように見える。つまりホースをねじ込んであるわけです。なので引っ張っても抜けない。でもねじっても抜けないのはなぜ?
それは修理後になんとなく分かったので、のちほど。
引っ張ってもねじってもダメだけど、引き抜いたらホースがとれた
もうどうやってもホースが抜けないので、もうどうなってもいいや!って思い、それまで破れてピロピロとくっついていたホースをちょきんと切り離しました。
そして、カフス側についているホースの切れ端の先端(らせんの太いところ)をぐいっと引っ張ってみたら、なんと抜ける抜ける!これはと思い、どんどん抜き続けたら、すべて抜けた!
やり方さえわかれば、これ簡単!
ホースをくるくる回して入れる
外れたパーツを見てみると、やはりらせん状に溝がついています。
これに沿ってホースをくるくる回しながら入れていけばいいようです。
抜くときどれだけねじりぬこうとしても抜けなかったので、入れるときはシリコンスプレーをカフス、ホース双方にかけて入れていきました。
結構な長さ入るんですね。
これ以上入らない、というところまで来たら、最後に先端パーツを戻して修理完了です。
あんなに抜けなかったホースがとれてしまえば、あとはなんてことない、簡単に終わりました。
でも不思議なことにシリコンスプレーをかけて入れたのにも関わらず、入れ込んでからすぐ抜こうとしてももう動きませんでした。たぶん、入り込んだ量(長さ)の分だけ摩擦が働くので、ちょっとやそっとでは抜けないのでしょう。
さぁ、これで数年は寿命が延びたでしょう。
皆さんも、ホースが破れただけなら修理できるので、やってみてはいかがでしょうか?