本日11月3日、第3回目となる長良川おんぱく「長良杉でつくる本格木組みのおもちゃ箱」ワークショップを自宅工房「ツバキラボ」にて開催しました。第1回では紅葉していなかったコナラの葉っぱも11月に入りオレンジ色に色ついてきました。着々と気温は下がり、冬が一歩一歩近づいているけれど、今日はスカッとした秋晴れのポカポカ陽気。まさにワークショップ日和でした!
それでは、最後となったおんぱくワークショップ、レポートです^^
目次
初めてのオール男性ワークショップ
3回目にして初めてのオール男性!子どもを連れて参加してくれたご家族は奥様が子守で旦那様が制作。また妻のためにと言って参加してくださった方、お婿さんと2人で参加してくれたお父様。それぞれにそれぞれの思いがあり、これまでとは違った雰囲気でスタートとなりました。でも、ものづくりを楽しみたい、という根底での思いはみんな共通。だからこそ生まれる和やかな空気。製作途中にお互いの様子を見ながら、声をかけながら時間が進む。思った以上にいい時間となりました。
恒例の木目合わせ
一枚の板から木目がつながるように準備された4枚の板。これを順番どおりに並べるところからスタートです。
木の裏表、木目のつながり、色の雰囲気一枚一枚見て、並べて、並び替えて、これから向き合う板たちをじっくりと見てあげます。少しずつ愛着がわいてくる時間でもあります。
テキパキテキパキ、作業が早い!
今回は、これまでの2回より早く作業が進みました。全員が1箱ずつだったということもありますが、とにかくパッパッパッ次から次へと作業をこなしていきます。早い!
ルーターでの加工も躊躇なくいさぎよい!
手加工でのコーナーの加工もみなさんきれいにアールを作っていきました。
組み立てはご夫婦、ご家族ちからを合わせて
今回はご家族のお互いの思いやりをとても感じました。
子どもたち連れて参加してくれたご家族は、組み立てのときちょうど下の子もお昼寝で、奥様が参戦。夫婦で協力しあってバラバラだったパーツを一つの箱に組み上げました。とても楽しそうなお二人です。
また娘さんの旦那様と参加してくださったお父様。すごく優しく、お婿さんを見ているし、組み立ての際、2人で協力し合ってボンドを塗る姿もはたから見ていてとてもいい風景でした。
お昼にみんなで団らん
今回、皆さんが同じタイミングでお昼休憩に入ることができて、午後の作業に入る前に、みんなそろってワイワイとお話する時間が持てました。天気も良かったしポカポカした陽気の中でコーヒー飲みながら団らんする時間は、すごくいいですね!写真がないのが残念です。。。
仕上げとなる午後の作業
トリマーでの面取りや最後の仕上げのサンディング。皆さん、気合入ってました。
朝からの勢いでみなさんテキパキとこなし、さらにサンディングではカメラでとらえられないほどのスピードです。
もはや表情が職人ですね(笑)
サンディングが終わると、焼きペンで日付を入れたり、イラスト書いたり。
お父様真剣です。
作った日付は大事な記念ですね。
最後は奥様に託す?花を持たせる?
と思ったら奥様プロの絵描き!初めての焼きペンも使いこなして、家族全員の名前と共に、めちゃかわいいイラスト書いてました!!これにはびっくり!!
その間、旦那様はりっぱなイクメンぶりでした^^
みんないい笑顔で締めくくり
最後の集合写真。
作り終えた達成感。いいですね~^^
そして、終始仲よく遊んでたうちの子どもと参加者のお子さんは、集合写真ではど真ん中。
最後は仲よく集めておいた落ち葉を散らかしていました(笑)
3回のワークショップ、参加してくださったみなみなさま、本当にありがとうございました!
実は長良川おんぱくにてプログラムを開催することを決めたのは、プログラム申し込み締め切りの直前でした。締め切り日の前日に長良川おんぱく実行委員会に参加についての説明を聞きに行くというぐらいのギリギリのタイミングでした。。。まだ作ったこともなく、もちろんワークショップとして成り立つか検証してもない頭の中のアイデアだけだったおもちゃ箱をそのままプログラムとして申し込み、それから試作を始めたのでした。
なので、未熟なワークショップだったと思います。説明もへたくそだったと思います。
それでも、参加してくださった皆さん全員、「楽しかった!」と言ってくれました。中には「もっともっと作りたい」という方もいました。
僕たちは、「つくる」ことが大好きな人たちと出会いたかったのです。そして、簡単な体験ではなく、一般の方でもしっかりがっつりものづくりを楽しめることを伝えたかったのです。
そして、このワークショップを通じて、確かにそういう方たちと出会うことができました。そして、みなさんが、自分にもできた!という発見をしてくださいました。主催者、参加者という関係ではなく、同じものづくりを楽しむ仲間ができたような感覚です。
そして、もちろん参加したくてもできなかった方がが多くいることも知りました。予定が合わなくなったり、体調崩されたりして、泣く泣くキャンセルされた方もいました。たくさんの方たちがまだ参加を希望されています。
こういうワークショップを通して、仲間をもっともっと増やしていきたい、心からそう思っています。ひとまずこの3回のワークショップからの反省点を見つめ、再びブラッシュアップして新しく企画していきたいと思います。
ということで、これからもよろしくお願いいたします。
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