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なぜ僕(ツバキラボ)はYoutubeを始めたか。ビジネスにおける情報発信の考え方。

2021年1月16日

僕が経営するツバキラボでは2020年10月からYoutubeを始めました。今日は、なぜツバキラボでYoutubeを始めたのか、それと併せて僕の情報発信の考え方を記しておきたいと思います。

ツバキラボ / TSUBAKI LAB

「木工を、あなたの日常に」
ツバキラボは、木のものづくりを日常的に取り組むことができる会員制の木工シェア工房です。
講習をうけることで、個人では購入できないプロが使う木工機械を利用することができ、
DIYを超えた、より本格的な作品作りができます。

ツバキラボの使命は、木のものづくりを広めること。
当たり前に身の回りにある木を使い、当たり前に暮らしの道具をつくれる世の中にすること。

でも難しいことよりも、How-to動画もいいですが、
もっと木工を、木工旋盤を面白くできないか??
そんな思いでYouTubeを始めました。

木のものづくりってなんか面白そうだなって、
ツバキラボって楽しそうだなって思ってくれたら、泣いて喜びます。

ツバキラボ / TSUBAKI LAB

↑木工・木工旋盤をより面白く。よかったらチャンネル登録をお願いいたします。

ずっと始めたかったYoutube

感覚的に2017年ごろからYoutubeのすそ野が広がり、より一般的なメディアになっていったと感じています。それと同時にYoutubeで動画を配信する人が増えていったのもこのころだと思います。今では、テレビで活躍する芸能人がYoutubeチャンネルを持つことは普通になってきていますし、逆に人気Youtuberがテレビで活躍するなど大きな影響力を持つようになっています。テレビだとかYoutubeだとかの動画メディアの垣根がなくなってきています。

客観的にYoutubeの影響力を認識する

客観的にYoutubeがどれくらいみられているかというデータです。Alexaランキングと呼ばれるウェブサイトのランキングデータで、下の画像は日本のランキングになります。

ウェブサイト ランキング Alexa Ranking

まず、すべてのサイトの中で1位のGoogleについで2番目であること。これは1か月ごとのランキングですが、2021年1月時点ではFacebook8位、Instagramは16位、Twitterは19位となってます。

そしてほかの指標である、滞在時間(17:26)、ページビュー(9.88)、検索からの流入(14.6%)といったところもほかのサイトに比べて値が高いです。

SNSそれぞれに特徴がありますし、このAlexaランキングだけで物事を決め込んでしまう必要もないですが、いろいろある情報発信プラットフォームの中で、Youtubeはそのほかのサービスと比べて抜き出ているのは確かです。

そして、何よりも、自分の子どもたちがYoutubeが大好きというところをみていると、時間を忘れて見続けてしまう魔力がそこにあることを認識させられます。

Youtubeは信頼とエンターテイメントの蓄積型メディア

Youtubeは、ブログと同じで蓄積型メディアです。かつてバズることを目的にして過激な内容の動画をあげるYoutuberが問題になったこともありましたが、基本は、実直な内容を愚直にアップし続けて、蓄積していくことが大事だと考えています。

そして、愚直にアップし続けているまさにその時は、アクセスや再生回数なんて微々たるものです。たぶん大半の人たちはこんなに努力してるのに全然見てもらえない、何のためにやっているのか、とあきらめてしまうでしょう。でも蓄積型メディアというのは、その数か月後、数年後に効果を発揮します。

これはブログと全く一緒です。ブログはまさに蓄積型メディアです。このSimplife+も長年続けてきた日記ブログを2014年にまともなブログサイトに変えてやる!と一念発起し本格的にブログ運営を始めました。始めたころは、アクセスも一日に数十程度、それが1年経って数百になり、2年3年で1000を超え、今では4000~5000/日となり、月10万PVを超えるブログになりました。

ウェブメディアとしては、信頼できることが何よりも大事です。そしてYoutubeではエンターテイメントであることも大事です。そのバランスが求められるメディアです。それをこつこつ続けていくことがとても重要です。

動画配信は簡単に始められない

ツバキラボとしてもYoutubeを始めたいなぁってずっと思っていましたが、自分自身が動画撮影、動画編集などを学んでいる余裕がないのが現実で、なかなか始めることができずにいました。やはり意識したのは、誰もが楽しめる動画であること、そして中途半端なクオリティでは始めたくなかったという点です。

しかし、スタッフが増え、チームとして動けるようになってきたとき、Youtubeを始める余力も出てきました。そのタイミングが2020年10月だったのです。スタッフと一緒にコンテンツを考え、撮影し、そしてスタッフが編集して、みんなで確認してからアップする。

こういう運用で回せるようにするには、やっぱりすぐには始められないので時間がかかってしまいました。いまも試行錯誤

知ってもらうことがとにかく大事

僕はビジネスにおいてまず大事なのは「知ってもらうこと」だと考えています。

いくら良いものを作っていても、よいサービスを提供していても、知られてなければ意味がありません。

そして知ってくれた人の1%が商品を購入してくれるということがわかれば、100人に知ってもらえて初めて1人のお客様が生まれます。1000人してもらえれば10人となります。だからこの母数を大きくすることがとにかく大事。

その方法はいろいろありますが、お金を使えるのであればウェブ広告や既存メディアに広告を出すこともできます。でも小さな会社や個人事業であればなかなか広報費に使えるお金が潤沢にあるわけではありません。ですから無料のサービスに頼ることになるのですが、一番最初にやるべきはSNSの活用であることは間違いありません。

蓄積型と流動型をバランスよく

しかし、手っ取り早く情報発信ができるのがSNSのいいところではありますが、SNSの情報は流れていってしまいます。蓄積がされません。僕はそこは問題だと思っています。

同業の木工家の業界でもかつてブログを書いていたところでも、2015年~2017年ごろに更新が途絶えているところが多いです。多くはインスタグラムに移行しています。インスタグラム自体はとてもいいプラットフォームですのでインスタグラムをやること自体はいいことです。ただブログも継続しながらインスタもやるのであればいいのですが、情報発信を一つの媒体に頼ってしまうのは危ういですし、そもそもそれまで蓄積してきたブログの価値がなくなっていくのが非常にもったいない。

情報発信の媒体を複数持つことは入り口を複数持つことです。ブログはネット検索で多くの流入が見込めます。同様にYoutubeも検索からの流入が多いため今からでも蓄積していくことは大事でしょう。ほかにもFacebook、Twitter、Instagramなどの流動メディアで日々の発信をすることで、いろんな人に知ってもらう機会を増やしていく。

もちろん、すべてをやるにはかなりの時間を奪われますので、まずは蓄積型メディアと流動型SNSを一つずつやっていくのがいいのではないのでしょうか。

ほかにも情報発信についてポイントがあるのですが、それはまた別で書くことにします。

それでは。

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