無職父インタビュー 【番外編】です。
番外編では、なぜこのインタビューを決行したのか、その時どんなやり取りがあったのか、やってみてどうだったのか、まとめてみたいと思います。
ちなみに、インタビュー記事、ぜひ読んでくださいね^^
第1弾:「組織を辞めるとき」
https://simplife-plus.com/thoughts/musyoku1/
第2弾:「属さない生き方と子どもに見せる父親像」
https://simplife-plus.com/thoughts/musyoku2/
第3弾:「個人のメディア論」
https://simplife-plus.com/thoughts/musyoku3/
もちろん、石田意志雄先生が描くインタビュー漫画「意志雄がゆく 番外編」もマストです!
https://note.mu/ishidaishio
なぜこのインタビューを決行したのか
このインタビューの企画案を思いついたのは半年ほど前。また改めて書きますが、現在勤めている岐阜県立森林文化アカデミーを今年度いっぱいで退職することは決まっており、独立起業に向けて準備をしている時期でした。
そんな時に、地方で自分の力で稼いで暮らし、かつ、小学校の子どもを持つお父さんの人生の価値観についてインタビューしてこのブログで紹介するのって意外と面白いかもしれないってふと思ったんですね。さらに、地域的な活動に積極的に関わっていたり、岐阜を楽しんでいるような人だとなおさらいいなぁって思って、以下の二人に声がけすることにしました。
建築設計事務所 Elephant Design 代表 門脇和正さん
漫画家を名乗り必死でSNSで発信をしている石田意志雄先生
まぁ、友人ってこともあるけれども、生き方として、すごく面白いんですよ、おふたりは!
門脇さんはインタビューでも出ましたが、高校時代からの友人。現在は設計事務所で忙しい日々ですが、同時に暮らしを大事にしていたり、地元文化を大事にする取り組みもしています。石田意志雄先生は長年勤めた会社を辞め、漫画家を名乗って応援型マンガという新しい漫画家の在り方に挑戦しています。
人生ってなんですか?
インタビューの中で、意志雄先生が次のように言いました。
自分の人生なんで、やりたいことやってなきゃ損ですよ。
いや、まさしくその通りですよ。何を我慢しなきゃいけないですか。ほんとはあーしたかった、ほんとはこーしたかったって後になって思うのってほんとかっこ悪いと思うわけです。
門脇さんは独立当初のことをこう振り返りました。
僕が独立した時に、思ったのは、暇だったら時間はあるぞ、と。その時間をなんらかのお金になることに換金すれば、まぁ、くいっぱぐれることはないだろう、と思ったんですよ。最悪コンビニでバイトすれば、時給はもらえるんであって、暇なら暇でやることあるぞ、と。じゃあ、死ぬことはないじゃないか、と。
これだけセーフティネットが張り巡らされている日本で、よっぽどのことがない限り、食えずに死ぬことはないです。こどもに不憫な思いをさせたくないって思うかもしれませんが、だから頑張れるんですよ。だから、必死になれる。それでもだめだったらアルバイトでもなんでも金を稼ぐすべはいくらでもある。
そして、子どもがいるんだったら、そういう生き方にどう影響するのか。
父親として、どうやって何を子どもに伝えるのか?たまたま今回は全員が男の子の父親だったのですこし偏りがあったかもしれません。でも、、根底は一緒ですよね。父親として、教えれることはたくさんあります。そんなことを確認したインタビューでした。
と、難しいこと言ってますが、要は生きていることを面白がるってことです。
お誘いのときのやり取りからノリノリ
正月気分が抜けきらぬ1月5日に声がけしました。(ちなみにMessengerでのやり取りです)
イシオ先生、あけましておめでとうございます。門脇さん 昨日はどうも。
ご相談なんですが、ちょっと企画を考えてまして、ご協力いただけないかと思ってます。
おや?このグループはなんだ??
企画!
わわ!
4月からわたくし起業いたします。そして長男が小学校に上がります。
おめでとー!
無職仲間が増えたわけですね。
そこで、小学校の息子を持つ父であり、かつ自力の能力で生活を支えてるお二人に、わたしがお話を伺いに行きます。
むむ。支えているのか支えられているのか。。
同じく(笑)
それが問題だ。
僕は自身のブログでそれを文字起こしして掲載します。イシオ先生は漫画にしていただいて、門脇さんはむむっとうなっていただければいいです。
という、金にならない企画です。
やりましょう!
ありがとうございます!
金にはなりませんが、意思にはなります。
石になる?
意志?
よくわからんがむむっとうなればいいんやね!
イシッ<`^`;
こんなんだっけ?イシッってやつ
(`_´)ゞイシッ
おっクオリティ高い。
(`_´)ゞウホッ
小学生になる子どもを持つにあたっての無職父としての心構えを先輩に聞きに行く企画、ってとこです。
いしとかうほとかあそんでないで
すいません。
無職父としての心構え!!!!!
破壊力抜群
言いたいのは「無」には「無限」の可能性があるってことですね。(`_´)ゞイシッ
詳しくはインタビューで答えましょうか。
素晴らしいですね
コップの水を捨てよ。と世のサラリーマンに告げたい。
無職とは型にはめられた職業ではない、ということにしておきましょう
簡単に言うとそういうことですね。楽しみです。
今月中にどこかで対談をして、2月中に文字起こし&マンガにしていただいて、3月のどこかでリリース&むむっ というざっくりスケジュールでいかがでしょう?
どんな感じになるんやろー
『むむっ』が重要だね!
イシオ先生の描写力があれば、すばらしいむむっができ上ると信じています!
先生の描写力には不安がありますが。
2017の意志雄は違うよ (`_´)ゞイシッ
ということで、最初からノリノリでした(笑)
無職父っていうタイトルもこの中で自然と出てきたものでした。
インタビューをやってみて再確認したこと
インタビューから見えてきたこと。
父親像は時代により変わっており、今は、子どもとの時間の優先順位が急上昇しているということ。僕自身の幼少期からの父との関係、いまの関係から、僕だったら息子たちとこういう話ができる仲でいたい、という思いで子育てをしています。それは日本がイケイケドンドンでお父さんはバリバリ働いてきた時代の反動だと思います。
また、個人メディアは持つべきだ、ということ。これは僕自身2000年からウェブサイトをやってきていますが、個人で情報発信することで得られることはものすごく大きいと感じています。それは個人で活動をする人には必須だと思っています。
そして、改めてですが、理不尽な思いをしながらも勤めにしがみつくことがどれだけ素晴らしい人生を台無しにしているか、ということです。それは子育てにおいても重要な意味があります。意志雄先生は次のように言いました。
家帰ってお父さんおると嬉しそうやないですか。安心しとる感じがあるんで。そういうの大事だな。そん時しかないからね。そんときのことっておっきい気がすんだよね。
意志雄先生が言うんだから間違いないですね。
そして、協業の時代だってこと。それぞれが立場を越えて、何か面白いことをやろうとするときにお互いの価値を組み合わせることの威力はすごいなぁっていうことです。門脇さんのトークと意志雄先生の漫画がなければこのインタビューの面白さは1/5だったでしょう。
これからはそれぞれのスキルを共有する時代だと思うんですね。昔の「お隣さんちに醤油を借りに行く」というその互いに助け合う精神がとても大事ですよね。
ってことで、意志雄先生の漫画、応援していきましょうね!(笑)