生き方

39歳になりました。人生は常にチャレンジなのだ!

2020年6月27日

ツバキラボ

さて、6月27日で39歳となりました。おっさんもいいとこです。

昨年のブログをみても、この1年があっという間に過ぎていったんだなぁ、と感じます。

誕生日のお祝いを家族がサプライズでしてくれました。普段のご飯の後に、一緒にケーキを食べるだけでもものすごく幸せを感じます。

子どもたちが、父ちゃんはかっこいい、と言ってくれました。どんなところがかっこいい?って聞くと、木の仕事をしていること、工房で先生をしていること、社長であること、などなど理由を挙げてくれました。子どもたちは子どもたちなりに親の仕事を見ているんだなぁって実感。

そんな今の仕事について、改めて書いてみたいと思います。

本格木工ができる会員制シェア工房 ツバキラボ

3年前に起業し立ち上げた会社、合同会社ツバキラボ。現在の事業は1.会員制シェア工房の運営と2.木製品製造業の2本柱です。3期連続黒字を達成しました。

おかげさまでシェア工房「ツバキラボ」も7月で4年目に入りました。延べ70人ほどが通ってくださり、オープン当初から通われている方も最近通いだした方もほんとお客様に恵まれているなぁと感じます。

正直言えば、シェア工房だけで回るようなモデルを作りたいと思っていますが、3年やってきてわかったのは岐阜ではそれは難しいということ。これはやはり町の規模が必要です。そのため、木製品の製造を請け負う(OEM・ODM)などほかの事業と合わせて運営することで成り立たせる、という感じになっています。

地域材の流通と木のものづくりを気軽に楽しめるようにすること

シェア工房というのは、木工を日常的に楽しめる環境を当たり前にする、というのが目的です。

そしてそこで使う材料は、地元の木であることが望ましい。

この2つの理想をビジネスとしてモデル化することがツバキラボで取り組んでいることです。

地域材流通のために木材乾燥の仕組みを

地域の材料を使おうとしたとき、一番問題になるのは「木材乾燥」です。流通している木材は基本的に乾燥されたものが多いのですが、それは大なり小なり流通経路があるからです。しかし、一般的に流通しない木材を扱おうとしたとき、木材を乾燥させるプロセスが非常に大きな壁となって現れます。

ですので、その乾燥技術を確立するのが当面のツバキラボの目標です。

ちょうど一年前のブログでも同じことを書いていますが、違うのは、今ツバキラボには乾燥機が導入されたということです。しかもバイオテクノロジーに基づく21世紀型の乾燥設備です。

1年前、乾燥機を設置する場所の基礎工事をしているこちらの写真を掲載しましたが、
バイオ乾燥 ツバキラボ

その場所には、いま、バイオ乾燥機があります。下の写真はまだ完成前の写真ですが、こんな感じの木の箱です。この木の箱が木を乾燥させるのです。その仕組みがバイオテクノロジーを用いています。
バイオ乾燥 ツバキラボ 木材乾燥

熱源はヒーターのみで、乾燥庫内の温度も35度。風なども使わず、木を乾燥させる。

従来の、重油を燃やして蒸気と高温と風で強制的に木材の水分を飛ばす方法とは全く違います。細胞を破壊せず、割れや反りねじれも抑えるという乾燥技術がバイオ乾燥。

そんなバイオ乾燥機に出会ったのが昨年春。そこから1年かけて導入しました。これからこのバイオテクノロジーで大きな取り組みをしていく予定です。

シェア工房を他都市へ展開

もう一つのこれからの目標が、現在岐阜でやっているシェア工房を都市部へ展開していくことです。

木工、または木工旋盤の需要はあります。岐阜でやっていても遠方から人が来てくれます。こういうものづくりの環境が身近にあれば、通いたい、という方は必ずいるのです。もちろんこれまで木工教室などは各地にあったと思います。しかし、従来の木工教室とツバキラボでは考え方が全く違います。

ほんとに他都市展開ができるのか、ほんとに経営として成り立つのかはやってみないとわからないことも多いですが、その可能性を常に探っていきたいと思っています。

人生は常にチャレンジなのだ!

ということで、40になる直前も全力でかけていって、40でジャンプしたいと思います。

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