以前東北にボランティアで行った際、
木工が担える東北支援というのは絶対にある、と感じ、
そこから始まった「森から海へのエール」。
これはあくまでも僕達の活動を 東北へのワンクッションとしておいているのですが、
4月からお世話になる森林文化アカデミーの今年度卒業生の女の子が、
仮設住宅などでの木工ワークショップを行うという、直接的な支援をしました。
森林文化アカデミーでは、2年次に課題研究として1年間決めたテーマに取り組みます。
彼女は岩手県出身だったこともあり、震災直後、東北支援をテーマと設定しました。
仮設住宅の方を対象に踏み台/スツールを作るワークショップをおこなったのですが、
そのプログラムの企画、開発はもちろん、
地元材にこだわっての材料の調達などなど、
2月の研究発表の場ではなしを聞かせてもらい、大変勉強になりました。
このように新聞でも大きく取り上げられるくらい素晴らしい内容でした。
支援というのは正しい、間違いはなく、
それぞれの立場で、それぞれのスキルで、それぞれができる範囲で
継続して実施していくことが大事だと考えています。
それは木工をやる身ももちろん同じで、間接的でも直接でも自分のできることを。
ものを作るときはみんな笑顔。
木工の喜びが少しでも人々の笑顔につながることを祈ってます。