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子供の習い事は子育てをする中で必ず頭を悩ますことだと思います。我が家も長男が小学校に上がりましたが、これまでも何かやらせようか、と夫婦で何度も話し合ってきました。
ママ友などからの情報を参考にしつつも、ヨメと話し合うたびに、これといった決め手がなくこれまで習い事をさせてはきませんでした。
しかしかねてから小学校に上がったらこれだけはやるぞと決めていたことがありました。
それが「空手」です。
しかも、親子で。そう、僕も始めることにしました。
空手は、からだもこころも鍛える
スポーツとしてではなく、武道を習わせるのは心と体を両方強くしたいからです。もちろん野球やサッカーにもこころを鍛える要素はありますが、武道はそれ以上に精神を重んじるため、心が強くなります。心と体の動きを一致させる。しかも、他者を思いやる気持ちも育まれます。
体の使い方を覚える
空手をやると、無駄のない動作で効果的に力を伝えることができるようになります。体の使い方は、特に木工を始めたあたりから意識するようになりました。力を入れて作業する場面があるとき、意外と体の使い方を知らない人が多いんだなぁと気づいたのです。
空手の挙動はひとつひとつが理にかなった動きをしています。体に染みついた基本の動きが全く関係ない分野でも生かされているんだと思うようになりました。
型はまさにアートの世界
空手の花形種目は「型」です。空手は武道ということもあり一般的には戦うイメージがありますが、フィギュアスケートのような魅せる競技でもあります。オリンピックでも採用されているのは「型」という決められた一連の動作を審判員の前で披露するものです。
これは、心技体すべてがそろって初めてダイナミックな美しい演武になります。
空手を辞めたことを後悔している
僕は小学校6年間空手をやってきました。他にも習い事はたくさんさせてもらい、サッカーもピアノもやっていました。しかし、中学校に入ると部活のサッカーだけに絞り、他はすべてやめてしまったのです。
しかしその後、海外にいくことも多くなり、自分が日本人であるということを認識した時、空手をやっていたことがいかに重要だったかに気づきました。同時に空手をやめてしまったことを後悔しました。
空手を続けることで何を得られるのかがわからなかった
単純に子どもの時の空手はやらされていた、ということになります。それを続けることがどういうことなのかわからなかったのです。空手の良さ、楽しさが理解できず、みんなでワイワイできるサッカーを選びました。
少年空手だったので、大人の空手の世界を見ることはありませんでした。そういう世界を見ることができたら、その魅力を教えてくれる人がいたら続けていたのかもしれません。
だから一緒に空手をやる
子どもと一緒に空手を始めるのには空手の魅力を一番近くで教えてあげたい、という気持ちがあります。
習い事として空手をやらせても「やらされている」という気持ちは必ず出てきます。一緒にやっているといろんな思い、考えが共有できます。一緒に楽しむ、上を目指すものを持てれるといいなぁとかねてから思ってきたので、空手はちょうどいいかな、と。
まとめ
親と子で共有できるもの。
まだ体験入会で1か月ほどですが、子どもも楽しんで通っています。
僕は昔の感覚でやってますが、体がついていかない(笑)足腰プルプルしてます。
でも、楽しいですよ。
世界レベルの空手としてオリンピックを見に行くのも今から楽しみです。