こんにちは。
Simplife+ ワダ(@simplife_plus)です。
とにかくやんちゃ具合がひどかった次男坊が2歳半になり、最近、「あ、楽になったな」と感じることが多くなりました。そういえば、すごく子育てが楽だった印象がある長男の時でさえ2歳のときはさすがに大変でした。
多くの人が子育ての大変さを実感するこの2歳という時期。
改めてこの魔の二歳児についてうちの子育てを振り返りながら、どう乗り切るべきか考えてみたいと思います。
目次
2歳になる(なった)前後が一番しんどい
2歳児というのは、子育てのステージでいえば、本当に大変な時期です。
子どもの体力、自我が発達し、自分でできることが増え、そしてその分主張も激しくなっていくのが2歳前後です。この時期の子どもが泣き叫ぶ理由をよくよく考えてみると、根本的に「思うようにいかない」というのがあります。
・自分の力がなくて、思うようにいかない。
・他人に邪魔されて、思うようにいかない。
この2つが主な原因です。
その結果、ものを投げたり、食事をひっくり返したりして親を困らせてしまいます。
イヤイヤ絶頂の魔の二歳児に
そして、このころの子どもの反応で一番特徴的なのが「イヤイヤ」です。なにを言っても、なにをやっても「イヤイヤ」と泣き叫ぶわけですね。「イヤイヤ期」という言葉がみんなに通じるんですから、誰もが通る道であり、どの親でもこの時期を経験するものです。
そもそもなぜ「イヤ」なのか?
それは上でも書いたように、「思うようにいかない」というところに原因があります。
やりたくてもできない。伝えたくても伝えられない。でも感情や欲求としてちゃんとしたものを持っています。それを意思疎通できないから、なんでもかんでも「イヤイヤ」になってしまうのです。もどかしさを抱えているんですね。なかには癇癪起こして、泣きわめき、ものにあたる子が出てきてしまいます。
子供の成長としては、とても重要な時期で、第一次反抗期といわれていますが、大人(とくに親)からすれば、子育てが思うようにいかず「魔の二歳児」となってしまうのです。
本当にひどい事例を見て、落ち着きましょう
たとえそれまで順調であった子育ても、この時期に入ると親は悩みます。
うちの次男坊でいえば、ご飯をぐちゃぐちゃにしたり、みそ汁を床にだーっと流したり、調味料などしまってあるものを取り出してぐちゃぐちゃにしたり、と毎日毎日さんざんでした。そして「イヤイヤ」も絶頂です。1歳9か月~2歳になるころです。それまでは成長も早く、いつもにこにこしていい子だったのに、2歳ちょっと前がほんとにひどかったです。
僕もヨメも辟易してました。
どうしたらよいものかと思い、いろいろ調べてる中に、Yahoo!知恵袋での子育て相談に、うちとは次元が違うくらいやんちゃ&イヤイヤ絶頂のお子さんのことが書いてあるのを見つけました。それに比べればうちってまだましじゃん(笑)、となんか心が軽くなったのを覚えています。上には上がいるもんです。
なので、もしこのブログをご覧の方で、イヤイヤ期に困ってるのであれば、上には上がいるということで、ネットで調べるともっと大変なところもあるのでそういうのを見てみるといいのかもしれません。(その相談者からすれば死活問題なんでしょうけど)
イヤイヤ期と重なり「ママべったり期」が来る
そして、イヤイヤ期に重なるように2歳以降ママべったり期があると僕は思っていますが、なんでもかんでも「ママ~ママ~」とママがいないと何もできなくなってしまう時期です。これは父親からするとなかなかつらい時期でもあります。(ママはもっと大変なんでしょうけど)
3歳になれば子育ては格段に楽になる
そういったイヤイヤ期、ママべったり期も必ず過ぎ去ります。必ず過ぎ去るんです。
そして3歳になるころにはぐーんと子育てが楽になっていきます。
我が家の長男はすごく子育てがしやすかった子なんですが、それでも2歳前後は大変でした。外食では暴れすぎて周りに迷惑かけてしまいますし、ちょっとでもママがいないと泣き叫ぶ時期もありました。3歳になったらすごく楽になったし、もっともっと遊び盛りになり、パパも遊び相手として認めてくれるようになります。
子どもの思いを聞いてあげる
子どものイヤイヤ期に困り、親がイライラ期に入るわけですが、まずは、イヤイヤ期なんだと客観的に理解しておくのが大事です。(長男のときはこれができていて僕らもおおらかに過ごせましたが、次男は度が過ぎてたんでイライラ期に突入しました。)
そして、イラっとなって怒ってしまう前に、少し落ち着いて、子どもに話しかけるといいと思います。子どもが衝動的にやってしまったことをとがめるのではなく、なぜそんなことをしてしまったのか、その原因のほうを気にしてあげるのです。
子どもの気持ちに寄り添ってあげると、子どもも心を落ち着かせて、なぜそんなことをしてしまったのか、つたない言葉で伝えようとしてきます。うちのヨメはそれがとても上手です。「こうしたかったんだよね。でもできなかったんだよね」と子どもに寄り添って話をするのがとても上手なんです。
3歳になるまでに心がけたい子育ての方法
そして、逆に言うとこの2歳児というのはある意味「人間に成長していく時期」であり、他の時期に比べ類まれなるピュアな心をもっている時期でもあります。
ポジティブに、そこを逆手にとって、「こころ」を育てることを意識するといいと僕は思っています。
つまり、「共感する力」を育てるのです。
理解力も会話力も日に日にますこの時期は、対話しようと思えばできる時期でもあります。ご飯をぐちゃぐちゃにした、誰かを叩いてしまった、そんな時にママやパパがどんなに悲しい思いをするか、どんなに痛い思いをするか伝えましょう。大好きなママ、パパが心を痛めれば、子どもにも伝わります。
そして、たまには「下に出る」こともアリだと思います。(シモじゃないですよ)。
例えば、先日、次男坊の前で猫の鳴きまねをして、ニャーニャーとじゃれてみました。するとあのクソやんちゃ坊主がそんな僕を愛しむようにギュッとして、よしよししてくれて、一緒にごろんと寝転んだのです。
すごっ!
やんちゃばっかりではなく、優しく接することができる子なんだなぁと実感しました。それ以降、笑い転げる犬のぬいぐるみを大事そうに世話をするようになりました。彼の中で何かを「愛しむ心」が芽生えたんだと思います。
このイヤイヤ期に親と子が意思疎通できずに互いに反発しっぱなしだと、この時期を過ぎてもお互いに理解し合えない関係になってしまいます。親も人間、子どもも人間。それぞれが感情をもっています。感情をしっかり伝えることが後々にもいい影響をもたらすと思っています。
次男坊は2歳半。
以前よりグッと物事を理解してくれるし、ご飯も多少は落ち着いて食べてくれるようになりました。そして、ほんとひどいことをしなくなったので、やっぱり楽だなぁ。
ということで、イヤイヤ期はいかに子どもも親もお互いに真っ向から立ち向かいせず、いなしながら接し、そして余裕があれば「心を育てる」ことを意識するといいと思います。
3歳まであと半年だ。