年少さんになった次男坊、まだまだ甘えん坊で、でも少しずつ成長を感じる日々。保育園にもマイペースに楽しく登園しています。
そんな次男坊の保育参観に行ってきました。
で、思ったこと。
うるさくてひどいお母さん(お父さん)、子どもがほんとかわいそう。。。
先生の説明通りにできないと、「違う!」と怒る。お友達と違うことをすると「ダメ!」と怒る。上手に絵が描けないと「なんでできないの!」と怒る。子どもの笑顔がどんどんなくなっていきます。周りの親御さんもドン引き。。。型にはめ込まれた価値観で、自分の子どもも型にはめて、物事判断しちゃう。たぶん、なにをどうしてもこういう親って変わらないだろうなぁって。
保育園や幼稚園、学校でも、協調性を育むという名目で、クラスのみんな一律に同じことをします。それが教育だって多くの人は思っています。でも一人一人が違うように、子どもたちも一人一人違います。同じ時間に同じことをするってそもそもを考えてみれば異様なことだなぁと思います。
つらつらと考えていた時、子どもたちの心を満たそうと思ったとき、コップと水を想像するとわかりやすいなと思ったので、今日はその話を。
様々な心のこっぷ
形が違う
子どもの心は、コップだと思ってください。
そのコップには様々な形があります。丸いコップ、四角いコップ。三角形のコップ。一人一人の心のコップは決して同じものはありません。
大きさも違う
いろんな形のコップは大きさも違います。
ジョッキのようなもの、マグカップのようなもの、ショットグラスのようなもの。もしかしたら壺ぐらいの大きさのものもあるかもしれません。
コップに水を注いでみましょう
子どもたちの様々なコップ。
そこに水を注いで満たしていきましょう。
その方法もいろいろあります。
手で水をすくって少しずつ入れる。
ジョウロで入れる。
水道の蛇口から入れる。
ホースを引っ張ってきて入れる。
早さも一度に入れる量も。一気に入れてしまうのもいいかもしれませんし、もしかしたら、一日ちょっとずついれて1週間ぐらいかけて満たしていくのがいいのかもしれません。
心のコップの満たし方はさまざま
そう考えていくと、一律にみんなと一緒にこれをやりましょうとなったときの、子どもたちの心の満たされ方は様々なわけです。
四角いコップに100の水を蛇口から注いで満たすことを”良し”としたプログラムがあったとき、手ですくって水を入れることが大好きな、50の水でいっぱいになる丸いコップの心を持った子は、心がオーバーしちゃいます。
そんな時、一番近くにいるお母さん、お父さんが、なんであなたはできないの!四角いコップでしょ!100の水をいれるの!蛇口からいれなさい!と子どもを突き放してしまったら、子どもは自分の丸いコップはダメなんだと思い、自己否定になっちゃいます。最悪の場合、自分のコップを割ってしまうかも。
自分のお子さんが、どんな大きさのどんな形の心を持っていて、どういうふうに水を注いであげると満足するのか。それを理解してあげるのが親の役割だと思います。
そして、みんなと一緒じゃなくてもいいんだ、みんなと違っていてもいいんだという理解も親には必要ですね。