昨年授業で制作した曲げわっぱを、今年の漆の授業で漆塗りで仕上げました。
何度やっても、どんなに防御して漆かぶれだけは防げず、
梅雨の時期とともに毎年かぶれているような気もしますが、
かぶれに負けず、今年こそは、という思いで挑んでいます。
写真左の楕円は外側、内側ともに摺漆。
ふたの上部にちょっと欠点があったので、
ふたの模様を海とあしらい、その上に浮かぶ月と称して、
その欠点を隠すためにコクソで三日月の模様を入れました。
朔汰に見せると、「おつきさま」と言って理解してくれたのでよかったです。
右側の丸い曲げわっぱの内側は塗りです。
塗りは難しいのかなと思ってましたが、ほこりさえなんとか防げば、
そこそこの出来栄えになることがわかりました。
漆も、やってみると意外に扱いやすいもの。
それもM先生のおかげだと思います。
もっといろいろ塗っていきたいなぁと思います。
これまでのプラスチック弁当箱を脱出して、
やっと、自分で作って自分で塗った曲げわっぱを使えるようになりました。
あぁ、うれしい。