さて、今月初めに告知していた4月のパパデイ 「みんなで虹を塗るんだよ!」を開催しました。チョークボードには控えめに「みんなでアーチをぬりましょう」と書いてみました。
公には9時スタートとしていましたが、8時ごろからわっせわっせとパパデイ常連メンバと二人で準備です。畜産センター公園には足場を借りて、現場には養生シートを敷いて準備を進めます。
一日の流れは、
1.塗装をはがす
2.汚れを落とす
3.白く塗る
4.子どもの手形をつける
どれだけ人が来るかわからなかったので、この朝一の準備の時はだいぶ不安でした。
目次
まずは地道に塗装を落とす作業です。
まずは、ところどころ剥離していた塗装をはがします。ちいさなスクレーパーで地道な作業です。
この作業をどこまで丁寧にできるかで、後々の出来栄えが大きく左右されます。しかし、この大きなアーチに対して人力+ちいさなスクレーパーで立ち向かう僕たち。ちょっと萎えましたが、次第に参加者も増え、わいわいと作業ができるように。
やっぱりみんなでやるってとっても大事。先が見えなくても、みんなでやってるだけで頑張れてしまう。
せかせかせか。
じみちな作業を続け、なんとか全体の塗装の剥離した部分をきれいにすることができました。
次にまっくろの汚れ落とすのです
そして、黒ずんだ汚れをデッキブラシでひたすらごしごし磨いていきます。こびりついた汚れも負けじとブラシでこすり汚れを落としていきます。アーチの上にいる2人の子どものおしりもてかてかに。
デッキブラシが1本しかなかったのが残念なところですが、みんなで交代しながら全体の汚れを落としていきました。
ブラシ担当でない時は、バケツの水を運ぶ役割。この辺りも一緒に作業していると自然とお互いサポートしながら進めるように。
アーチの下の通行人が意外と多かったので、何度も何度も中断しながらでしたが、写真のように磨いてから、バケツの水をばしゃーっとかけて汚れをながしていきます。見る見るうちにきれいになっていくアーチ。
ここまで来るのに3時間。休憩もとらずにひたすら塗装を落とし、汚れを落としまくりました。
その結果、こんなにきれいに!
正直、これでいいんじゃない?ってみんなである意味本気で話していました。
思い切って白く塗りつぶします
お昼休憩を30分ほどとってから、ついにペンキ塗りに入ります。緑、赤、青、黄色に塗られていたアーチを真っ白に塗ります。多分、見てた人は「え?白く塗りつぶすの??」って思ったことでしょう。
事前に畜産センター公園側に了解を得ていたわけですが、意外にも、色はお任せします、といわれたのでびっくり。
ローラーを使えば、あっという間に塗れてしまうペンキ。長い時間かけて汚れを落とした苦労も忘れ、どんどん白くなっていくアーチを見てみんな興奮。
ここでは子どもたちも刷毛で参戦。
たまたまきたママ友も参戦。
他にも一般の方で塗らせてください、と作業を手伝ってくれる家族もいました。
そして、あの汚れてきたなかったアーチが真っ白に。
ちょっとしたアクセントを加えてみる
さて、ここからが大変。真っ白にしてしまえば、それをキャンバスになにを描こうか。
ってことで、まずは、アクセントとして前日に作っておいたステンシルテンプレートで「chikusan center」と入れてみる。
意外と好評でよかったよかった。
周りの人たち巻き込んで、子どもたちの手形をいっぱいつけるのです
さて、ここからがこの「みんなでアーチをぬりましょう」の醍醐味です。
周りで遊びに来ていた一般の方たちを巻き込んで、子どもたちの手形を付けていきます。
みんなわーって集まってくれたのでたくさん手形を付けることができました。
手を洗うバケツもおしゃれに見えてしまいます。
ついについについに完成!
そんなこんなで、ついに完成しました!
予定より大幅に時間オーバーだったのですが、なんとか完成まで持っていくことができてほんとによかった。参加してくれたパパさんたちも達成感で満ち溢れてました。一日かけて塗りなおしたアーチ。時間があればもっともっとデコレーションしたかったけど、最初の一歩としては上出来じゃないでしょうか。
僕らが作業していると、ご苦労様、と声をかけてくれる人がとても多かったです。特にご年配の方たち。なかなか粋なことするね~って。
僕らは慣れ親しんだこの公園をすこしでもきれいにしたい、すこしでもよくしていきたい、それだけです。
またこういう活動を企画していこうと思います。
は~、疲れた!でもほんと楽しかった!
(ちなみに、手形を付ける際に熊本地震の義援金を集めました。こちらは責任もって被災地に届けたいと思います。)