アイロンビーズっていいね!
世の中にはたくさんのおもちゃが溢れていますが、子どもが欲しがって、親としても与えたいものというのはなかなか選択肢が限られるわけです。そもそも親として与えたい、という思いがくせ者でして、テレビゲームだって僕らの子どもの時からあってどっぷりそれに浸かって育ってきているわけで、それを全否定というのもどこか違う気がしているわけです。
結局のところ、何で遊んだっていいと思います。
ただ、コントロールできるかできないか、それだけじゃないかな。
で、今回はそういう難しい話はなしで、アイロンビーズがいいね!って話です。
アイロンビーズとは
アイロンビーズって、カラフルなちっちゃーい円筒状のものを並べて図柄を作り、それをアイロンで熱を加えることで溶かして固めて遊ぶものです。
もともとは1960年代にGunnar Knutssonというスウェーデン人が発明し特許を取得したそうで、最初は老人の痴呆防止ようだったようです。その後幼児向け玩具として人気が出て世界中に広まったそうな。
日本ではパーラービーズというアメリカの会社のものが一般的に売られていますが、ヨーロッパではHama beadsというものがポピュラーだそうです。
商品名はともかく、アイロンで溶かして固めることができるということで、通称アイロンビーズと呼ばれているんですね。
どんなものができるのか
アイロンビーズで画像検索すると、出るわ出るわ。すごいです。だいたいキャラクターものが多いようですね。(写真クリックすれば、検索画面に飛びます)
中には、たんなるモザイク作品を超えるアートも出てきます。
そしてビックリしたのが、立体作品。
めちゃクリエイティブ。
なんかの図柄をまねして作るだけなら何ともないですが、その域を超えた時のインパクトがすごいですね。
そして、世界共通おもちゃっていうワールドワイドなところもGOODです。
アクアビーズにはまったものの
我が家では朔汰が4歳ぐらいの時にアクアビーズといって、これまたビーズを並べて図柄を作るおもちゃで遊び始めたんですね。これはアクアという名の通り、最後に水をかけて固めるものだったんですが、正直固まらない、固まったと思ったらボロボロ壊れてるなどして、あまり勝手が良くなかったんです。
でもどうもこの並べて図柄をつくっていくのがすごく楽しいみたいで、iPadアプリのアクアビーズでも遊んでました。画面上でやるんですけど、それでもひとつひとつ色を選んで所定のところに並べて、っていうのは時間を忘れてやってるわけです。
いとこのおうちにアイロンビーズがあったのさ
そんな感じでアクアビーズで遊んできたわけですが、いとこのおうちにはアイロンビーズがあるんですね。遊びに行ったときに、アイロンビーズをやらせてもらって、ちっちゃな作品を作ったんですが、それを本当に大事そうにしてるんです。
やっぱり、アイロンビーズを買ってあげたいなあって思って、こないだ買ってあげました。
単純だからいいんです。
必要なものは、
ビーズ
プレート
オーブンシート
アイロン
必要であればピンセット
それだけ!
あとは並べるだけです。
だからいいんですよね。
シンプルだから子どももはまりやすい。そして大人も意外とはまってしまうんです。結構面白い。
とにかく時間を忘れて夢中になる
この、じっと図柄を見て、数を数えたりしてる時間。すんごい集中力ですよ。
こういう没頭している状態のことをフローというんですが、このフローを子供の時にどれだけ体験できたかっていうのが、生きる力につながっていくというわけです。
ピンセット3個持ちをどや顔で自慢されましたが、結局そのまま並べにくいので、意味ないよと伝えておきました。
さて、我が家では圧倒的になが~く愛され遊ばれているおもちゃはダントツ レゴなわけです。
一方で、このアイロンビーズは、集中力を鍛えてフローを体験しやすいおもちゃですね。ビーズ一つ一つが小さいので、子どもが小さいときは扱いが難しいですが、5歳6歳から活躍してくれるおもちゃですし、なんといってもコスパが素晴らしいところが親としてうれしいところです。11000個入りで千円ちょっとぐらいですから。
これからどんなものが生まれるのか楽しみです。