朔汰3歳2か月(2014年2月時点)。今月に入ってからトイレトレーニングを本格的に始めました。理由は、朔汰のうんちのタイミングによってお風呂の時間が左右されることだったり、あと半年で2人目が生まれること、そもそももう3歳だよっ!ってこと。
目次
最近のおむつ離れは遅れてる?!
ずっとオムツを早く卒業させなきゃって思ってたんですが、実は、保育園では朔汰はパンツをはいて過ごしています。しかもお漏らしもせず、トイレでおしっこできているとのこと。
でも家ではかたくなにトイレを拒むのです。
その理由を探らねば。そんなことを思っていた1月末に新聞の記事で、オムツ卒業が昔に比べて遅れているというのが掲載されていました。理由としては紙おむつの普及と核家族化。昔は2歳前後でパンツへの移行するのが普通だったようです。
記事を見て、やっぱりなぁ、いい加減オムツは卒業させなきゃな、とわたくし決意しました。
ちなみに、最後にも書いてますが、トイレトレーニングをいつから始めるべきなのか、という問いに対しての答えは、「トイレに興味を示したとき」だと思っています。その理由については、最後の部分を読んでみてください。
まず参考にしたのは「ママはテンパリスト」
といっても、無理やりトイレに連れていくのは違う。自分からトイレに行く、というのを促すにはどうすればよいか。
嫁と話し合った結果、まず、試したのがシール作戦。これは、僕ら夫婦でヒットした爆笑子育て漫画「ママはテンパリスト」(著者東村アキコ)で主人公の3歳児ごっちゃんがトイレトレーニングで実践し成功をおさめた方法で、東村アキコ氏が絶対おすすめ!と太鼓判をおしたものです。
やるなら、シール作戦。
二人の意見は最初から一致していました。
さっそく、ネットから朔汰が好きなトイストーリーのトイレトレーニング用のシールシートをゲットしてプリントアウト。朔汰にだだーん!と見せつけ、気分を盛り上がらせ、トイレできたらシールはっていいよ、と説明。シールは頂き物の朔汰の大好きなカーズのシールを持ち出して、さらに気分を盛り上がらせました。
朔汰はワクワク!
そして、すぐに、トイレ!といいだして、トイレに駆け込みました。
僕らはいきなりきたっ!と期待は膨らみます!
トイレにこれまた頂き物のアンパンマン便座を取り付け、朔汰をまたがせます。
が、普段の態勢との違いや目をキラキラ輝かせながら自分を見つめる異様な興奮状態の親二人が目の前にいることからか、うまくいかず結局その日は断念。逆にそこから2日ほどオムツでもウンチをしなくなってしまいました。
完全なる失敗。
トレパンマン作戦に移行するも。。。
そこで、気長にいこう、ということになり、まずはオムツをトレパンマンに変え、おしっこした時にちょっと不快さを感じさせる作戦に変更。
それで何日も過ごすように。その間、やっぱり朔汰も気持ち悪さを感じるようになり、かつトイレでするということを理解しているので、おしっこしたくなるとトイレ!と叫んで、トイレに行きます。
が、やっぱりなれないのか、できないという日々が続きました。(実は1度だけまぐれで成功したのですが、、そのあと続かず。。。でした。)
お気に入りパンツで転機が!!
そんなある日、家に帰ると、朔汰が「父ちゃんこれ見て!!」と嬉しそうにズボンを脱ぎました。
朔汰はSHINKANSEN(新幹線キャラ)のパンツをはいています。
母ちゃんに買ってもらったようです。どうやらとにかくこのパンツがいたく気にいって履きたくてしょうがないようです。その日はセットだった2枚を重ね履きするほどお熱(笑) これには笑うしかありません。
が、朔汰の中には何か変化がありました。
つまり、「このお気に入りパンツを、お漏らしなんかで汚しちゃダメた!」というふうに考えたようです。
その日の夜、寝るときもパンツで寝る!と譲りません。絶対お漏らしするからダメと嫁は嫌がりますが、まぁ、お漏らしぐらい経験させなよ、となだめます。たぶん、嫁は内心「どうせ処理するのうちなんやで!」という気持ちだったと思いますが、朔汰の頑固さに負け、パンツで寝ることに。
すると、朝までおしっこをすることなく、つまりお漏らしすることなく朝を迎えます。
嫁は起きた朔汰をまずトイレへ誘います。絶対たまっているはず。しかし、寝起きが最悪な朔汰は気分が乗らず大泣きです。困った嫁を見てられないので、僕が泣いている朔汰を無理やりアンパンマントイレにまたがらせ、嫁が時間をかけてなだめます。内心、無理やりやったら逆効果じゃないか、とヒヤヒヤしながら見ていると、次第に朔汰の気持ちが落ち着いてきて、しまいには「おしっこする」と言うではありませんか!なんと!
そして、トイレでのおしっこに成功したのです。朔汰は嬉しそうにカーズのシールをトイストーリーのシートに貼ります。
一度成功すると、もうどんどんできるようになりました。そもそも、シールシートの意味を理解していない朔汰は、順番気にせず、サイズも大きいカーズのシールを貼りまくります。
そして、今日、ついに、何度目かの挑戦でウンチも成功!そして新しいシールを貼って見せたのが最初の写真のドヤ顔。
完全に得意げです。
シートと不釣り合いなサイズのカーズのシールが朔汰の勢いを表しています。
我が家が思うあるべきトイレトレーニングの順番
改めて振り返ってみると、順番的にはこうしたほうがいいと思いました。
1.オムツからトレパンマンに変更⇒おしっこした時の不快さを感じさせる
2.気持ち悪いと言うようになったら、トイレですると気持ち悪くないよと誘う
3.トイレでできたらシールはっていいよ、とシール作戦を説明
4.と同時に子どもが猛烈に気に入ったパンツを買ってあげる。
そして、お気に入りパンツを汚したくなかったらトイレでしようねという。
トイレトレーニングのベストなタイミング⇒トイレに興味を示したとき
これを実行するベストなタイミングは、もしかしたら子どもがトイレに興味を示したときなんじゃないかと思います。
実は朔汰、2歳半ごろすごくトイレに興味を持っていました。しかし、そのころ僕らはトイレトレーニングについてまったく考えてなくスルーしてしまったのです。
たぶん、あのタイミングでやってたらもっとすんなりいったのかもしれないなぁと二人で話してました。
興味を示したときにトイレトレーニングを行うのがいい、と考えるには理由があります。
1.子どもの興味から生まれる習慣であるため、子どもにムリをさせることが少なくなる。
2.強制的なトレーニングでは、トイレに対するトラウマを植え付ける可能性もある。
3.親に対する不信感を抱かせるきっかけになる
とにかく、子どもの興味をうまく利用する必要があると思います。強制的なしつけは子どもの生きる力を弱くします。それについては、天外伺朗さんが訴えるバーストラウマに関係してきます。
というわけで、トイレに対する子どもの興味とお気に入りパンツがトイレトレーニングを成功させるカギなんだという結論になりました。