今回のパパデイは、ちょっとイレギュラー。急きょ仕事の関係で、あるイベントに関わることになり、でもパパデイは実施したいので、長男だけ連れていくことにして、次男は実家に預けて、ということになりました。
あるイベントというのは、このところ取り組んでいる岐阜県美濃加茂市のプロジェクトに絡み、来年度商品開発をやる予定なんですが、そのイメージとして美濃加茂市が企画したモニターツアー「スキカモツアー」に同行させてもらうというもの。
名古屋などの都市部の人たちに岐阜県の美濃加茂市をはじめとする加茂郡の魅力を体験・体感してもらうツアーなのですが、30名の募集に対して応募多数で抽選となったそうです。そりゃこの内容で、無料とこれば当然でしょう。そのツアーに長男と一緒に部分的にご一緒させていただきました。といっても、バスツアーですがバスには乗らず、車で現地に駆けつけるというもの。
気持ちいい春を感じる「きそがわ日和」
まずは、美濃加茂市の中山道太田宿。
ここでこの日開催されていたのが「きそがわ日和」です。この地域の人にとってはもう定番のイベントです。今年は少し縮小しているような気もしましたが、御代桜酒造の蔵開きなどもあって盛り上がりはありました。
その蔵開き、持ち合わせがあまりなくお酒を買うことはできず、車を運転しなければならないので試飲もできず。。。ですが、息子とやった射的で4発中2発も景品を当て、息子さんは大喜び。
会場となった旧中山道周辺でいくつかアート作品も展示されており、それをぶらぶら見て楽しむことができました。もっぱら息子さんは射的の景品に夢中でしたが。
そして、スキカモツアーから頂いたお弁当を木曽川を眺めながらいただきました。これは料理家長尾明子さんがプロデュースした釜飯弁当です。素材一つ一つがとても美味しかったです。
白川町 東座 地歌舞伎の世界
さて、お昼ご飯を食べ、美濃加茂市から白川町へ車で移動しました。本来のスキカモツアーご一行は、太田宿もそうそうに切り上げ、桜井酒造や東白川町の茶畑などを先にめぐってから白川町へ入る流れですが、僕は太田宿から直に白川町へ。この1時間ほどのドライブ、とても景色がいいところを通るのですが、息子さんは終始爆睡でした。そりゃそうだよね。ご飯も食べてぽかぽか気持ちいいし。
白川町では、東座で地歌舞伎を鑑賞させていただきました。歌舞伎は地方地方でもその土地の人たちが娯楽で楽しんでいたそうで、その中でも岐阜県東濃エリアは地歌舞伎が今でも残っている地域です。僕は2度目でしたが、初めてみた息子さんは大きな音もあったり、歌舞伎役者の格好などが怖くてたまらなかったようです(笑)
それにしてもこの東座、明治22年の建造です。その後増改築はあるにしても、130年近い年月が経っていることを考えると、ただただ圧倒されるばかりです。
歌舞伎の後は、茶師から直々にお茶の淹れ方を学ぶというもので、茶師がいれてくださった最高級の白川茶をいただきました。
白川町の景色と飛水峡
その後は、ツアー一行とは別れ、白川町の景色を車であちこち回りながら楽しんだり、川辺で時間をつぶしたり、最後は飛騨川の飛水峡を楽しみました。
いろいろ連れまわしてしまった1日でしたが、夜お風呂で聞いてみたら、「楽しかったよ」と言っていたので一安心。でも「何が楽しかった?」と聞くと、「父ちゃんがジュース買うところ」ときそがわ日和でりんごジュースを買う時のぼくのしゃべり方が面白かった、と何ともリアクションに困るポイントをあげてくれました。