8月5日、6日の2日間、岐阜駅前のじゅうろくプラザにて木育キャラバンが開催されました。
木育という言葉に馴染みがない方もいらっしゃると思いますが、
木を通して、こどもたちの心豊かな感性を育んでいこうという考え方です。
岐阜県は森林豊かな県であり、木育には大変力を入れています。
そんな岐阜に、ついに木育キャラバンがやってきました。
世界中、日本中の厳選された木のおもちゃが集結し、
思う存分楽しんでもらうというイベントで、全国各地を周っています。
僕自身は、岐阜県木育推進協議会の事務局をやっており、
この協議会で生み出した岐阜県産材を使ったおもちゃで遊んでもらうコーナーや
それらを販売するコーナーを用意してもらったので、
2日間仕事として関わって来ました。
子供たちが無邪気に遊んで笑って、時には泣いて、
思う存分の感情をもっておもちゃと接している姿、
そして、そこにおかあさん、おとうさん、おじいちゃん、おばあちゃんたちが
おもちゃを通して子供たちと感情を共有している姿、
そういう光景をたくさん見て、おもちゃという魔法のようなツールのすごさを
改めて思い知ったような気がします。
おもちゃはコミュニケーションツールだと
東京おもちゃ美術館の館長 多田さんがおっしゃっていますが、
まさしくそのとおりです。
それが無機質なプラスチックでなく
色も匂いも音も触り心地もそれぞれの樹種で全く異なる”木”であることの意味、重要性は
こどもたちの表情を見ていると明らかであるように感じます。
これからも木育の普及に努めていきたいと思う2日間でした。