アカデミーのものづくり講座では夏休みがあけて2週間が経ちました。
この2週間で大きな出来事といえばぎふ清流国体のオリジナルグッズの製作でした。
詳しい話は、アカデミーのブログで見ていただくとして、
あれこれ はしょって簡単に言うと、学生がデザインして、学生自ら製作、梱包して
国体会場で販売するというものです。
その製作が夏休み明けてから数日間ありました。
学生たちはこれまで課題としていくつか製作をこなしてきたわけですが、
ある程度の数(今回は全アイテム合計で240)をつくるという経験はありません。
今回は曲線や曲面など手作業で同じ物を効率良くつくるには難しいところがいくつもあり、
それらの加工を誰が何度やっても同じ物ができるようにする補助具をつくる必要がありました。
それを治具といいますが、この治具を考え、作れるようになるには
それなりの経験が必要になってくると思います。
そして、柔軟な発想やひらめきも必要です。
そしてそして、とにかく作ってみる。やってみる。という姿勢も大事です。
わからない、むずかしいといつまでも考えこんでないで、とにかくやってみるってこと。
やればなにか見えてくるはず。
そして、楽しむこと。
そんな姿勢を学生に見せなきゃいけないと、先生はがんばるのです。
まだまだ木工経験も先生経験も未熟ですが、
学生たちの未来の為に頑張りたいと思います。
(あっ、ぐりぐり君が国体グッズではありません。。。。治具のひとつです。)