先日お手伝いさせていただいたおもちゃイベントに出店していたプラスチックのおもちゃがあまりにもよかったので紹介したいと思います。
その名も”チエブロ”
カラフルな色をしたチェーンのような形状のパーツとそれを連結させる透明のパーツ。これを組み合わせていくだけでいろーんなものが出来上がるんです。チェーン状パーツは1個だけのものや2~3個連なっているものもあります。さらにそれらにはポチとくぼみがあり、それらを噛み合わせることで重ねて立体的な造形もできるようになっています。この単純なんだけど、すごくよく考えられた形状でできるものはまさに無限大。いちごや傘などの2次元はもちろん、立体的な犬もできて、しまいには恐竜まで作れてしまいます。しかもそれを動かすことができるっていうのが遊びの広がりをさらに持たしてくれます。2次元から3次元への広がりと動かすことができるというところ。いや~これはすごい!
誰がはまるって、子どもはもちろん大人もはまります。それでもやっぱり子供の食いつき方は半端なかったです。
僕は普段木のおもちゃを普及させる仕事もしています。いわゆる「木育」というのを広める活動をしていたりするので、木のおもちゃは日ごろからよく触っていますが、逆にプラスチックのおもちゃと出会う機会はあまりないのです。なので今回、こういう新しいプラスチックのおもちゃはとても新鮮でした。
プラスチックの良さを最大限に生かした”チエブロ”。
開発したのは、愛知県にあるマーゼンプロダクツという会社です。普段はネームカードホルダーのクリップ部分や雑貨屋などで使われるポップなどを掲示するためのクリップなどを作っている会社なんですが、その技術を使っておもちゃにできないかというところでチャレンジして出来上がったのがこのチエブロだそうです。そういう会社の技術が子供たちの未来へつなぐおもちゃになったのはほんとすばらしいですよね。
パーツ一つ一つが小さいので3歳未満の子たちには誤飲の恐れもあるので危ないですが、それより上の子なら十分遊べます。500ピース入って4000円ほどなので非常にお手頃です。我が家も頃合いを見計らって購入したいと考えています。