今日、5月5日、こどもの日。
北海道の泊原発3号機が定期検査のため稼働を停止します。
42年ぶりに原発0になるそうです。
昨年の大地震による津波で、福島原発で事故が起き、
僕達は初めて原発の恐ろしさを目の当たりにしました。
「原子力発電はクリーンで安全なエネルギー」と信じきっていた僕は、
人が住めなくなってしまった町を見て、
初めて科学のあり方、人のあり方を考えされられました。
自然に起こる現象を想定する、ということ自体が無意味なことだと思います。
与えられた自然の恵みを生かして、その範囲の中で暮らす。
先人たちはそうやって生きてきて、その術を脈々と受け継いできました。
それを寸断し、科学の力に溺れて自ら身を滅ぼすよりも、
改めて先人たちの自然と共に生きる術を学びなおしていきたいと思います。
日本には、世界の他の国々よりも、
山、川、海、空、風、太陽の光に恵まれ、二十四の季節の移り変わりはとても美しいです。
幸せなことに、その未来は僕達が選択できるところに来ています。
子供たちが、将来同じように悩み、苦しまないように、
「あり方」を正す時がきました。
自由な光を、自由な風を、これからを生きる子供たちへ贈りましょう。
原発は二度と稼働させてはいけません。