子育て

親子でつくる木のおもちゃ~カタカナカー ワークショップに参加してきました~

2015年1月26日

カタカナカー 木のおもちゃ

もう1週間前のことになってしまいますが、「カタカナカー」をつくるというワークショップに参加してきました。

 

カタカナ文字をくりぬいた木のクルマ


カタカナカーとは、木のクルマのおもちゃで、車体にかわいらしいカタカナ文字を切り抜いたものです。実はこれ、岐阜県立森林文化アカデミーで僕が担当している学生の作品なんです。彼が目指すのは、「木のおもちゃを通して親子の関係をさらに深める」というところ。一人遊びではなく、親と子供がコミュニケーションできるツールとなるものを作ろうというのです。それが「カタカナ」をデザインに入れ込むアイデアにつなり、この単純な木のクルマからさまざまな遊びを展開できるように改良を重ねてきました。

カタカナカー

 

親子で作れるワークショップ仕様を開発


そして、その「親子の関係をさらに深める」ことに焦点を当て、この「カタカナカー」を親子で一緒に作れるワークショップを開催しました。もともとのオリジナルのカタカナカーは上の写真のように車体のカタカナ文字が切り抜かれたものですが、さすがにこれを素人の人に糸鋸でやるのはかなり難易度が高いのです。さらに親子で一緒に作るということを考えると、子どもにもできる作業を盛り込まなければいけないですし、大人も「作ったぞ」と満足できるような作業も盛り込まなければいけないのです。それをその学生と一緒に考えて、下のようなワークショップバージョンを作りだしました。

カタカナカー 木のおもちゃ

薄い板と厚めの板を張り合わせて車を作るのですが、文字を切り抜く糸鋸作業は薄い板でやるので初めての人でも楽々できます。一方集めの板には子どもに自由に色塗りをしてもらいます。そうすることで親子の協同で一つのクルマを生み出すことができるのです。ほかにもさまざまな作業を親子でやりながらお子さんの名前のカタカナカーを制作します。

 

木工初心者の嫁でもできた!


そして先日開催したワークショップですが、嫁にも参加者として入ってもらいました。嫁は全くの素人さん。それでもね、できました。

カタカナカー 木のおもちゃ

四苦八苦しながら糸鋸で「コウタ」を切り抜きます。

カタカナカー 木のおもちゃ

車体に穴をあけたり、面取りしたり、紙やすりで磨いたりしてつくっていきます。タイヤの取り付けなんかも真剣な顔してやってます。

そして完成したのが「コウタ」。

カタカナカー 木のおもちゃ

「サクタ」は僕がもう作ったので兄弟のカタカナカーがそろいました。

 

カタカナカーが世に出ていけるように


ちなみにこの「カタカナカー」を生み出した学生さんは、卒業後商品として販売していく予定です。出産祝いとして最適な木のおもちゃですしね。

もしほしいなぁ、とかワークショップとかやってほしいなぁとか、ありましたら連絡くださいね。

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