トヨタを辞め、高山に来て1年が経ちました。あっという間の1年。
自分の生きる道を見つめなおした1年。
これからの人生を捧げるものを具体化した1年。
家族の在り方を2人で話し合った1年。
とても内容の濃い1年でした。
木工職人養成塾「森林たくみ塾」で1年目終了
森林たくみ塾という家具職人養成塾に通い出し、木工という世界にどっぷりつかっています。全てが新鮮で、全てに魅せられて、楽しいと心底思います。1年の区切りであった6月末。努力賞をいただきました。1年目塾生としてもらえる最高の賞。一つの形として、賞をいただけたのは、とてもいいことで、うれしかったです。
同期の意識の低さに苛立つことも
しかし、最近、塾生の意識の低さにしばしば苛立ち、一人でカリカリしていたのも事実です。残りあと1年。これではだめだと、先日、事前にスタッフに相談した後、今同じアイテムを担当しているチームメンバーを集め、なぁなぁしすぎやしないか？本当にこのままでいいのか？と、もっと日々の目標を持って、お互いに切磋琢磨して、技術の向上、チームの結束を図るべきなんじゃないか？と訴えかけました。
受け身でいればそれまでのこと。もっと自ら上を求めるようにみんながなれば、必ず切磋琢磨できる。残り1年しかないんだから。（残りの塾生は4月入塾のため、残り9カ月）この思いが伝わったのか、少しずつ意識が変わりつつあります。このまま全体の空気が変わってくれることを祈りつつ、自分自身にもはっぱをかけて、頑張りたいと思います。
残りの1年。もっと全体を見れるように。工程の前後を把握して、いまどうするべきかを判断できるように。モノを作る中での全体最適を目指して行きたいと思います。
1年後、ここを出てからは、家具づくりとまちづくりの2本柱の事業を考えています。うまく事が運べるよう、がんばりたいと思います。