さて、福井県勝山市へ恐竜を思う存分楽しもうと2日間かけて恐竜博物館などがある「かつやま恐竜の森」に遊びに来たわけですが、最後は恐竜化石発掘体験をやりました。
ちなみにこれまでのブログ記事
たくさんの恐竜の化石がみれる恐竜大国 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館に行ってきました。①
たくさんの恐竜の化石がみれる恐竜大国 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館に行ってきました。②~かつやまディノパークからの野外アスレチック編
発掘体験は事前予約制でしたが、当日開始時間の30分前に行ったら受付できました。大人1030円、子ども520円です。軍手も必要なので購入しました。朔汰は自分の手のサイズの軍手をゲットして大喜び。ちなみに、嫁と次男坊は見学です。
時間になると、お兄さんが解説をはじめます。最初は恐竜クイズなどで和ましてくれました。お兄さんは一見愛想のない淡々とした喋り口なんですが、ところどころおもしろいことをいれてくるトークが売りのようです。
恐竜化石発掘体験が行われるどきどき発掘ランドは実際に発掘調査をしている現場から粉砕した岩などをそのままもってきているそうで、植物、脊椎動物、貝殻などの化石はよく出るそうです。以前はニュースにもなりましたが、岐阜市の小学生が1億2000年前の新種の哺乳類の化石を発見したのもこの発掘体験です。そんなことを話しながら、参加者のやる気を駆り立てます。
その後、化石の見分け方、石の割り方など解説を聞いて、道具を受け取りいざ開始。
時間は1時間。
とにかく石を割り続けます。
最初は見つけるぞ!と意気込みますが、なかなか化石なんて出るもんじゃないですよね。
しかも石を割るのって地道な作業です。
朔汰と2人で協力して、石を割ります。
朔汰にしてみればたがねをもってハンマーでたたく作業はとても難しいことです。重いハンマーを振るわけなのでただでさえ難しいのに、それをたがねにあてなきゃいけない。結構自分の指をたたいていました。こわいこわい。それでも、すごく真剣にやってました。
そして、最後のほうで、僕が手伝わなくても自分一人で石を割りました。朔汰は自分一人で石が割れたことがほんとにうれしかったようです。発掘体験が終わると1つ石を持って帰ることができるのですが、朔汰は自分が初めて割った石を持って帰りました。もはや化石なんてどうでもいいようです。石を割ったことに価値がある。
ちなみに僕たちは化石を見つけることはできませんでしたが、同じ回の参加者でもシダ植物のきれいな化石を見つけた子や亀の甲羅の化石かもしれないものをみつけた家族、貝殻の化石を見つけた人などいました。やっぱり、いるんですね~。
化石発掘は夢がありますね。ただただそれ以上に根気と運が必要です。
最後はなみだなみだの恐竜たちとのお別れです。
以上、2日間かけて福井県立恐竜博物館をはじめかつやま恐竜の森を存分に満喫しました。天気がもってくれたのでほんとによかった。
そして、最後車にのって公園を去るとき、また来ようね、と朔汰にいいました。朔汰は最初はもっと遊びたい!と駄々こねてましたが、家に帰らなくてはいけないことはわかってます。たのしいことは永遠には続かない。最後は黙って頷いてました。じっと我慢していても涙が出てきちゃいます。楽しかったんだよね、というと、大きな声で泣き始めました。わんわん泣きました。
子どもの心ってほんと素敵だな。
またもう少し大きくなってもっといろいろわかるようになったらまた来たいな、と思ったのでした。
たくさんの恐竜の化石がみれる恐竜大国 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館に行ってきました。①
たくさんの恐竜の化石がみれる恐竜大国 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館に行ってきました。②~かつやまディノパークからの野外アスレチック編
たくさんの恐竜の化石がみれる恐竜大国 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館に行ってきました。③~化石発掘体験編~