先日、スープが好きです!自分で作れて好きなやつこれです!と意気揚々と発表した「自分で作れる僕の好きな5つのスープ」でしたが、あの中で実はクラムチャウダーだけまだ作ったことがなかったんですね。
それが腑に落ちなかったので、早速作ってみました。
貝とベーコンと生クリーム、この3つのうまみのバランス
クラムチャウダーをいろいろ調べていて、わかったことですが、あのうまさは二枚貝とベーコンと生クリームのうまみが複雑に絡み合って成り立っているということでした。スープ大辞典:アメリカ生まれのクラムチャウダーによると、
クラムチャウダーが美味しいのは主役の二枚貝と、定番のベーコンと生クリームの三者が持つうま味が複雑に絡み合ったことによるものです。
二枚貝にはうま味成分の一つであるコハク酸が含まれ、ベーコンからは肉類のうま味成分であるイノシン酸が含まれています。この二つのうま味成分に加えて、クリームの持つ乳製品のコクとまろやかさが全体を纏め上げて、美味しいクラムチャウダーのスープが形作られているのです。
とのこと。
とにかく、作ってみた。飲んでみた。そこでわかったこと。
参考にしたレシピは上で登場したスープ大辞典に掲載されているものです。
スープ大辞典:アメリカ生まれのクラムチャウダー
具はシンプルに玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、そして大事な大事なあさりとベーコンです。
作り方としては特に難しいことはなく、難なく作れました。
意外と簡単やん、と思いつつ、同時に発生していた気持ちとしては、「たぶん、これクラムチャウダーではない」ということでした。
そして、実際のんでみたところ、何とそれは、ただあさりが入ったシチューだったのです。
たしかに、うまい。うまいが、クラムチャウダーとは程遠い。
こうして、再びクラムチャウダーへの挑戦を決意し、大量に作ったあさり入りシチューを飲むのでした。