新緑が美しい5月。
山々が若葉色で埋まるこの季節がとてつもなく好きです。
我が家の木々たちも新緑を付けてきていたのですが、
生垣のヒイラギモクセイだけが、なぜか気づいた時には全面茶色に。
うーん、なんでだろう??とよくよく見てみると、
若葉の中に黄色い幼虫がいっぱい潜んでいました。
こいつらがモグモグと美味しい若葉を食べ荒らし、
葉っぱが枯れて茶色くなっていたのです。
なんてこった!これは早急に何とかせねば!そもそもこいつらはなんなんだ?と
インターネットで調べてみると、
「ヘリグロテントウノミハムシ」という害虫と判明し、
特に最近は爆発的に増殖しているとのこと。
見た目はてんとう虫そっくりなんだけど、
ものすごい脚力の持ち主で、触ろうとすると、ピンっと跳ねてどっか行ってしまいます。
たしかに、このテントウムシもどきは去年ここに引っ越してきた時大量にいたんです!
ここが原因だったのかー
とにかく、駆除の仕方を調べてみると、あまり薬は使わないほうがいいとあり、
つまり、木が健全じゃないから虫にはびこられるんだ、という意見がありました。
ごもっとも。
程よく枝切りしてますか? してません。
肥料はやってますか? やってません。
生垣で目隠しという考え方を捨てましょう。多少向こう側を見ることができても、
木が健全であればいいじゃないですか、との言葉に動かされ、
うっそうと茂っていた生垣を大胆に剪定することを決意。
それからというもの、1週間毎朝5時から7時までせかせかと枝を切り、
本数が多いところは減らしました。
切った枝は、日の当たるところで干し、葉の中から幼虫を追いやって駆除。
すべての枝は切れないので、残った葉に潜んでいる幼虫をやっつけるために
オルトラン粒を散布しておきました。
1週間そんなことを続け、すべての生垣をキレイにすることができました。
生垣の下にたまる落ち葉も蛹のベッドにならないように、キレイにしました。
だいぶスッキリ。
いつかヒイラギモクセイの花を咲かせれるよう頑張りたいと思います。