家具職人になる 日記

作品への思い

2010年11月27日

飛騨春慶

土曜日の全日講座で、飛騨で活躍する現役の職人さんの仕事場を訪ねました。
1軒目は、飛騨春慶をつくる和ろくろの木地師である、川上さん。
2軒目は、仏師の高田さん。

二方ともその道数十年の生粋の職人さん。
もの作りに対する思いはとても熱いものをもってらっしゃいます。
正直その言葉のひとことひとことに重みを感じました。

高田さんと話しているときに、こんな話がありました。

作り手が思いを込め丹精こめて作ったものには、ものすごいエネルギーが宿る。

とくに仏像という世界のため、それは顕著だと思います。
逆に、どこかで妥協してしまえば、それだけの作品になってしまい、
結局魅力を感じられなくなってしまう、とのこと。

実は同じような話を、先日訪ねたhao & meiの傍島さんもおっしゃっていました。

モノづくりで思いを込めて作ったものが結局お客さんにも魅力として伝わる。

これはこれから木工をやっていく中で常に忘れちゃいけないことだと思います。
そのことを常に頭にいれてモノづくりをしていきたいと思いました。

おすすめ関連記事

-家具職人になる, 日記

Copyright© Simplife+ , 2024 All Rights Reserved.