日本 日記

クリスマスを被災地で ~RSYボラバス体験記2~

投稿日:2011年12月26日 更新日:

頑張れ東北!

前の記事で実質2日間のボランティア活動でやってきた内容を紹介しましたが、
その2日間を通して、僕の中では2つの感情がありました。

一つ目はショックです。
朝現地へ着いて、バスを降りてまず目に入ったのが、
大きな瓦礫の山でした。(前記事の写真)
そして、その瓦礫の山の隣で、子供たちがサッカーの試合をやっていました。
明らかに普通じゃない風景です。
そのサッカー少年たちはこれからどう成長していくんでしょうか。

またたくさんの基礎だけ残ったお宅を見ました。
これもテレビなどでよく見てきたものですが、実際見るとやっぱり辛い気持ちになります。
畑の瓦礫除去作業を始める際、道具を積んだトラックから道具を運ぶとき、
なんの気なしに、その基礎だけの敷地内を通ってしまい、注意されました。
「そこには被災された人のいろんな思いがつまっている。だから入らないでください」と。
現地のために、被災者のためにという思いでいても、
全然相手の気持ちを理解できていなかったんだな、と反省しました。

また仮設住宅というものにもショックを受けました。
サンタのプレゼントを渡しに行く時に、初めて仮設住宅というところに入りました。
その一棟一棟の間隔が想像以上に狭く、また外灯も少ないためものすごく薄暗かったです。
ここでの生活は本当に大変だろうなぁと感じました。

また、公園の中に設置された仮設住宅があり、
その前には、公園内のMAP看板ありました。
パターゴルフやアスレチックなどの絵が描いてある場所が、
実際には仮設住宅になっていました。
本当に辛い現実です。

ですが、この2日間を通して、勇気づけられました。
サンタのイベントで仮設住宅を周っているとき、
子供が「サンタがきたー!!」とすごく喜んでくれました。
親御さんもすごく喜んでいました。
こんなに大変な環境で生活しているのに、すごく笑顔でした。

また、足湯では、おばあちゃんが本当に明るい。
びっくりするほどみんな笑って笑って、笑顔で。
もちろん、空元気な部分もあると思いますが、
現地スタッフのお話では、
本当に前向きになって笑顔が戻ってきた人は着実に増えているそうです。

僕は今回、はじめて被災地に行きました。
何ができるかわからない状態で、とりあえずボランティアに参加しました。
メディアからの情報によって、
これまで被災地とはこういうものだというイメージがありました。
まさにそのとおりの現実がありました。
そして、そのイメージ以上の現実もありました。

ただ、現地の方々は前を向き始めていると感じました。
僕がいたのは2日間だけですが、それでも何十人というボランティアが集まって、
被災地のためにと活動していました。
そしてそれを支えているボランティア団体や現地のスタッフ。
たくさんの人の思いとその行動力が着実に元気の源を生んでいると感じました。

2日目の朝、起床時間前に滞在地周辺を散歩しました。
その中の公園には展望台があり、登ってみると、海が見渡せました。
そして柱に「なにがあっても立ち上がれる これが七ヶ浜魂」と書いてありました。
だれが書いたかわかりません。どんな思いでそこに書いたかわかりません。
ただ、その言葉はその言葉通りの力あるメッセージでした。

募金をする、物資を送る、現地でボランティア活動をする。
どれが上で、どれが下かなんていうのはありません。
大切なのは、忘れないこと。継続すること。
できることは身の回りに沢山あります。
僕も今回参加して、現地の方々から勇気をもらいました。
あの笑顔を原動力に今後も現地のためにできることを継続していきたいと思います。

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