木工

工房全体に太陽光発電パネルを載せました。

2014年8月16日

太陽光発電 メリット

我が家の今年の一大決心の一つ。それは自宅工房全体に太陽光発電パネルを乗せるということです。総量約22kw分のパネルです。

実は我が家、自宅にはすでに4kwのパネルが乗っていて、毎月順調に発電しております。我が家は中古で、入居した時すでにパネルが乗っていたのですが、あるのはパネルだけでそのほか必要な機材はなく、パネルから伸びる線はぶちっと切られているという意味不明な状態でした。調べてみたら10年ほど前のシャープ製で、まだ現役で発電はしていたので、だったら生かしましょうということで必要な機材を導入しました。その時の導入話はこちら↓


太陽光とエアコン

 

なぜ工房のほうに22kwものパネルを乗せることにしたのか。


太陽光発電

太陽光発電は損をする、といわれているのも事実です。自宅の太陽光は全くの新規だったら導入していなかったでしょう。

工房は、もともと土建業の工場として使われていた建物で、スレート屋根でした。その屋根や壁から雨漏りがしていて、猛烈な雨が降ると一部床がびたびたになるくらいでした。屋根の修理は早急にしないといけない、ということで、5月にスレート屋根の上からガルバリウム合板をかぶせる工法で屋根を一新しました。その時の記事はこちら↓


思い切ってスレートの屋根を修理することにしました。

太陽光発電

この工事で300万ほどかかりますが、全くの自己負担で賄うのはなかなか大変です。ってかそんな余裕どこにもありません。そこで、太陽光パネルも載せ、その売電収入で屋根修繕費もカバーすることにしたのです。詳しいことはハショリますが、太陽光パネル設置した場合、銀行からの借り入れは10年で返済可能です。屋根だけ修繕すればその分まるっと負担しなければいけないですが、ついでに太陽光パネルを載せれば、太陽光発電で賄えるということです。一時的には借入しなければいけないですが、長期的に見ればメリットはとても大きいという判断でした。現在太陽光パネルはかなり値下がりしているということと、銀行の太陽光キャンペーンで金利が低かったことも味方しています。

 

原発に反対するなら、原発に頼らなくてもよい暮らしを


少し話がそれますが、先日、長野県駒ケ根のとある木工房を訪ねていきました。敷地全体に40kwの太陽光パネル。移動は電気自動車、電動バイク、電動自転車。そこは、田畑も自分でやり食べ物も自給自足。暮らしは完全に自立していました。木工の仕事の話を聞きに行ったのに、暮らし方の話が盛り上がりました。

その時、その方がおっしゃっていたことがとても印象に残りました。

「原発に反対するのは簡単。でも本当に原発がなくなっても今の生活レベルを維持して暮らしていける人はどれだけいるのか。原発に反対するんだったら、自分で自立できないとダメ」

自立って、生き方、暮らし方を考えるうえで、一つ重要なテーマです。完全な自立はなかなか難しいですが、できることはなるべく自分でやるようにすることは、とても大切だと思います。

今回の太陽光発電導入は、屋根修繕の話から苦肉の策で出てきたものですが、その方の考え方も参考に、自立した暮らしを目指していきたいと思うのでした。

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