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半年ほど前、レーザー距離計を買ったんです。
家具を作ることを仕事としている身として、室内のあらゆるところの距離を測ることが多いんですね。これまではメジャーで計ってました。壁から壁の距離ですと、5mのメジャーで一発で計れなくてここまでは4m、そこから残りが3m、、、、といったアバウトな計測。ミリ単位でしっかり納まる家具を作るとなると正確に計りたい。
となったときのレーザー距離計です。
Tacklifeの40m測定のものを購入
レーザー距離計、すんごい便利です。一発でミリ単位で距離を出してくれます。
そして安い!
僕が買ったのはTackLifeというメーカーのものですが、3000円、4000円程度で買える距離計で必要機能が十分ある。これはすごいです。
↓メーカーは違えど、中身は一緒っぽいです。
一発で距離を正確に測定
ほんと一発で計れます。
起点となるところにレーザー距離計を置き、「MEAS」ボタンを押して、目標物にレーザーを照射し、もう一度「MEAS」ボタンを押すと、ハイ、測定完了。
しかも正確。
試しに510mmの距離でやってみたら、ちゃんと510mmって出ました。
メジャーでせっせと測ることを考えると、この一発測定はすごくいい。だって一瞬だもん。
図りにくいところが正確に測れる
例えば、壁と壁の間。
例えば、床から天井。
例えば、モノとモノの隙間。
見渡せば測りたいところいっぱいですよね(笑)
でもこれをメジャーで測るってなかなか大変です。床と天井の距離って、メジャーを天井まで伸ばす途中でぽきって折れたりしますよね。
レーザー距離計であれば、床に置いて、ボタン押すだけ。すごっ!
で、いま、工房の作業台において工場の天井までの距離測ってみました。4.873mだそうです。
一発です。
すごっ!
連続測定ができる
家具や内装をやる身として、あらゆるところを測定します。一つの棚の間口であっても、手前と奥、上と下というように設計通りの寸法でできているかを確認するためにいくつか距離測ることはざらです。その時にいちいち定規で測ってるとそれだけで時間がかかります。
レーザー距離計ならピッピッピッピッと連続して測ることができ、そしてそれらを記憶してくれます。いちいちメモとらなくていい!
面積/体積・容積/ピタゴラス(辺測定)もできる
コンピュータってすごいですね。
面積や体積をピッピッピッって測るだけで計算してくれます。
部屋の面積だって簡単に出せますね。
ピタゴラスの定理も完璧です。
建物の高さだって簡単に出せます。
さらに、距離の加算や減算もできます。A地点とB地点からB地点とC地点を足すってのも一発計算。引くってのも一発計算。
防水防塵、それでいて軽い
僕が買ったこのTackLifeのレーザー距離計はIP54の防水防塵性能があり、それでいて120gという軽さです。
現場で測定しなければいけない時はカバンにポンと入れて、さっと取り出せるのがいいですね。
似たようなものがいっぱいある
僕はアマゾンで買いましたが、レーザー距離計で検索すると似たようなデザインがいろんなメーカーから出ています。多分中華系のOEMなんですが、僕がTackLifeを選んだのは2年保証と日本語説明書、そしてお客様サポートがしっかりしていそうだったから。アマゾンの商品ページのQ&Aにカスタマーサポートが一つ一つ丁寧に答えているのが良かったです。
逆にBoschやMakitaをなぜ選ばなかったかというと、単に高いから(笑)同じ機能だと倍近い値段になるので。。。
ちなみに、測れる距離が伸びれば価格が上がっていくようです。僕は40m以上測ることはまずないだろうと思い、この機種を選びましたが、4000円しません。Amazon Primeなので送料無料です。
まとめ
内装や建築系の仕事しているプロの人は必須のツールだと思いますが、DIYやる人にも高いものでもないし、一つあると非常に便利なものだと思います。
メジャーで計測するには限界がありますからね。
低価格のモノでもガンガンつかえるってのがいいですね。