DIY つくる

DIYブームの先に目指すもの。自分らしい暮らしをつくることが豊かさだと思う件

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DIY

このサイトのサブタイトルは「自分らしい暮らしをつくる」です。

自分らしい暮らしを作れるようになること、作れるようにすること、作れるような場所やサービスを提供すること、みんながその楽しさ、意義を共有すること、そんなことを想像しながら記事を書いています。

近頃、異様なDIYブーム。

DIY= Do It Yourself

でっす。

自分でできることはやりましょう。自分でオリジナルなもの作りましょう。自分でオリジナルな暮らし作りましょう。みんなの暮らしに対する意識の高まりからくる、そんな流れはブームで終わらず、ずっと定着してほしいものですが、今のDIYブームよりさらに上の部分をやっぱり目指していきたいと思っています。

 

大量生産大量消費はモノの価値に対する麻痺をもたらした


大量生産大量消費が続いてきたこの世の中。それが引き起こした現象は、人々のモノの価値に対する麻痺だと思っています。もちろん僕自身も例外ではなかったと思います。でも自分自身家具職人として修行して、いいものを作る仕事をするようになり、また木工だけでなく様々な分野の職人さんと出会い、話をする中で、そのあたりの価値観が変わってきました。

必ずしも、高いものがいいものではないし、安いものが悪いものでもありません。そこに必要なのは、自分なりの判断基準だと思います。これならこれだけ出しても価値があるな、という判断ができるかどうか。そして、それはすぐに変われるものでもありません。親や育ってきた環境が非常に影響してきます。だから、僕は子育てについても真剣に考えています。

あらゆるものが安価に手に入るようになった世の中。安くてデザインもよければついつい買ってしまいます。でもモノが作られる背景、環境や人権的な問題はその購入判断要素になかなか含まれません。なかなか表に出てこないから。たとえ、そういう点で優れていても値段が高ければ求められない。とても悲しい現実です。

 

DIYがもたらすもの


DIY

そういった観点からみてDIYブームは非常にいい流れだと思います。そもそも世にある商品じゃ満たされない人たちがDIYで自分で作りだす面白みを見出しているわけですが、自分で作ることによって2つのいい反応が見られます。

1.自分でつくりだせばその分思い入れが強くなり、モノを大事にする。
2.自分で作ることによって、プロの仕事をより理解するため、いいモノの価値を知ることになる。

だからこそ、子育て中の親がDIYを率先してやることに意義があると思っています。モノを大事にする親の元で育てば、子どももものを大事にします。いいモノの価値を知った親はこだわりを持ってモノを買うようになります。自然と子どもはモノに対する意識が高まります。子育て中の親が、自分たちの暮らしに必要な道具を自分で作れるようになること。食器だって、家具だって、なんだって作り、使い、直し、またつかう。それが大事なんです。そのために必要な場所、教える人、サービスが町にいくつもあるのが理想です。市民講座や生涯学習などはその最初の一歩としていい場所だと思います。

 

DIYをより価値あるものにするために


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ファーストファッション、ファーストフード、ファーストファニチャーを否定するわけでなく、そのバランスが大事だと思っています。いいもの、わるいもの、安いもの、高いもの、その両方を知ったうえで初めて判断ができるのです。100均でそろえたグッズでDIYするときもあれば、ホームセンターで買ってきた材料でDIYするときもあれば、こだわって地元の木材を地元の材木屋から買ってDIYをするときもある。割り切りとこだわりのバランスを取り入れて、自分の暮らしを作っていける人が多くなってほしい。そういう人たちが増えれば増えるほど、まちはより一層豊かになっていくんだと思います。

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