2年ほど前にも書いたような記憶がありますが、
道具っていうのは先人の知恵のかたまりだなぁと思います。
なにげないモノでも、やっぱりそれが必要になった背景があり、
問題を解決しようとした人達がいるわけで、
そういうことを思うと、ため息が出るくらい感心してしまいます。
先日「森から海へのエール」のフォトフレームの枠の加工をしていましたが、
昇降盤にフェザーボード(羽板)を取り付けて、溝の欠き取りをしました。
向こう側にあるフェンスにしっかり材料を当てないと正確な加工ができないのですが、
何百本という数をやるので、常に気が抜けない状況になります。
そこで常にしっかり材料をフェンスに押し付け、
かつ刃物の力で押し返絵されてくる材料をしっかり止めてくれます。
かつ、刃物はこの板のしたにあるため、ケガの心配もありません。
僕は上から抑えながら、前へ押すだけ。
最初にこれを考えた人はすごいなぁ。