生き方

創造性と個性を発揮できる世の中へ

2014年7月14日

創造性と個性

これからの時代を生きるためには「創造性」が必要である。

ここ数年、特に震災以降、リアルな世界でもネットの世界でも「創造性」「クリエイティビティ」という言葉が嵐のように降り注いできました。。そうです、これからは創造性がないとやっていけない世の中だそうです。これは、サラリーマンだろうと、肉体労働者だろうと、OLだろうと、主婦だろうとみんなに言えることだそうです。

どんどん進む世の中のフラット化。インターネットを使ったサービスの高度化とメディアの発達、リアルな世界での大規模な開発、郊外のショッピングセンターの乱立、物流の発展、都会でも地方でも同じものが、同じ情報が手に入る世の中です。「東京じゃないと手に入らないもの」がどんどん少なくなってきています。僕が高校生だった15年前では、雑誌に載ってるアイテムをゲットするためにはるばる東京へ行ったりもしましたが、今はそんなことも必要ないのです。大抵のものはネットで買えちゃいますから。なんて便利な世の中!

で、さらにグローバルな視点で見てみるとより顕著で、もちろんまだ差は大きいけれども、途上国の存在感が日に日に増しています。特に労働力という意味では、勝ち目がありません。企業の生産活動だけでなく、さまざまなルーティンワークだったり、ちょっとしたデータ作成だったり、今はネットを通してコストの安いところへ仕事が流れていっています。

そして、先日SoftbankがPepper(ペッパー)というロボットを発表しました。2015年2月発売で、しかも198,000円ですよ。あと数年もすれば、日常的にロボットの姿をみるようになるのでしょう。今多くの人がやっているあらゆる作業、あらゆる仕事はロボットでもできる、しかもミスもなく、となればそこに充てられいる人員は必要なくなるのです。

大半の仕事は、安い労働力を充てに海外へ流れるか、ロボットによって行われる。多くの人が職を失ってしまうんじゃないですかね。このあたりの話は、この本が詳しいです。生き方として、働き方として、パラレルキャリアをめざしましょう、という内容ですが、今どんな変化が起きているのか、じゃあどうすればいいのか、わかりやすく書いてあります。とっても重要な考え方がこの中で提示されているのでみんなに一度読んでもらいたい。

 

創造性の種は誰もが持っている想像力


創造性と個性

では、これからを生きる人がやるべきこと。それは生み出すこと。ロボットはいろんな情報を処理することはできるけど、なにか新しいものを生み出すことはできません。

クリエイティブな仕事というのは、芸術家や建築家などをさすものではなく、人間だれもが持っている想像力を使って、今までにないものを生み出すこと、そのものを言うと思います。そう、人間だれも想像することはできます。想像することこそがほかの動物やロボットにできない、人間だけが持つ能力なんだと思います。

でも「想像」と「創造」は、読みは一緒でも漢字も違えば意味も全然違います。

思い描くことは誰でもできるけど、それを形にすることができない。

ってことは、その思い描いたことを形にできればクリエイティブな仕事になるわけですよね。そこに必要なのは、その思い描いたモノ、アイデアを実行する「勇気」「自信」なんだとスタンフォード大学dスクール創設者であり、世界で最もイノベーティブな企業と言われるIDEO創設者のデイビッド・ケリーとトム・ケリーは「クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法」の中で述べています。つまり、結局、多くの人は創造性を兼ね備えているのに、自らあきらめてしまっているだけなんだと。

なぜ人はあきらめるのか。それは大人になるその過程で、さまざまなことを教わり、さまざまなことを経験し、それをベースに「勝手に判断」してしまうからだと思います。

でも、このアイデアを実行に移す勇気、自信は鍛えることができる、誰もが創造性を発揮できるんだと、彼らは本の中で述べています。

 

創造性と個性があってはじめてキラリと光る


創造性の種が想像力にあるとすると、その想像力の源は日々あふれ出てくる願いや理想だと思います。その願いや理想というのは、日ごろの自分の暮らしの中にある不都合や不便なことが出発点になります。これがこうなったらいいのにな、あれがああだったらいいのにな、というところじゃないでしょうか?その着眼点はわりと人それぞれで千差万別。でも、不思議なことに共感する人っていっぱいいるんですよね。でもそこに気づけるのはスゴイ!って話になる。この着眼点がある意味個性じゃないでしょうか?

 

今足りないもの、つまりこれから必要なもの


誰にも個性はあるし、誰もが創造性を兼ね備えている。だからといって「よし、この世の中はクリエイティブだ!」とはならないんですよね。何が足りないんでしょう?

たとえば、主婦が洗濯ばさみについてもっと扱いやすくなる形状を思いついたとします。でもその主婦がそれを自分で作ることはたぶんないでしょう。

なぜか。

作り方を知らないから。作れる場所を知らないから。そのアイデアを形にするために必要なスキルを持つ「人」、実現できる「設備」や「仕組み」、それらも含めた「情報」へアクセスする術を知らないから。でもそういったことを知っていれば、できなかったことが「できる」になるのです。そのアクセスを容易にしてあげることが求められています。

僕は、これから必要とされるのはアクセスを容易にするプラットフォームを用意する者とそれを生かして新たなものを創り出す者の2者だと思っています。今まで実現できなかったことを実現できるようにしてあげる、その土台を用意してあげて、それを多くの人に知ってもらうことがまず必要なんだと思います。すると、それを利用してアイデアで留まっていたものを形にしたいという人が現れます。

今まで一部の人にしかできなかったことを誰もができるようになる、資金のある企業にしかできなかったことが一般の人にでもできるようになる。そして、昨日より今日をよりよくする。それが自分らしい暮らしの実現につながり、また社会全体のクオリティオブライフの向上につながるんだと信じています。僕はそのために自分ができることをやっていこうと思っています。

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