DIY 作り方

フローリングにおすすめなヒノキ。DIYでヒノキフローリングを設置しました。

2014年2月9日

ヒノキ フローリング DIY

昨秋のリノベ工事で1階南東部分天井をぶち抜いて吹き抜けにし、2階の一部屋と空間をつなげました。これまで使ってこなかった2階の部屋の一部をこれを機に使うため、今年に入ってからDIYでフローリングを張り直しました。部屋の広さは4m x 3mなので12㎡ほど。

 

ヒノキの良さ


ヒノキ(桧)は、日本人なら必ずしっている木の名前です。伊勢神宮などの社寺仏閣に使われ、世界最古の木造建築物法隆寺もヒノキです。つまり建材などにはもってこいの材料なんですね。またその香りは、日本人であれば懐かしいと感じたり、気分がリフレッシュしたり。逆に外国人はヒノキの香りが苦手なようです(笑)

ヒノキは手に入りやすい材料で、ホームセンターでも買うことができます。そして、加工しやすい材料なのですが、強度もそこそこあるということでちょっとしたDIYなどにもお勧めです。

今回はフローリングで使いますが、オークやチェリーなどの広葉樹に比べ、針葉樹で比重もちいさいヒノキは素足で歩いたときに冷たさがありません。逆に比重がさらに小さい杉ですと柔らかすぎてフローリングに向いていません。

つまり、ヒノキは重さ、硬さ、加工のしやすさなどすべてにバランスのとれた材料なんです。

 

地産地消:材料は地元の製材所から


材料は、地元の材料にこだわっている地元の製材所から調達しました。地元だと送料とかなしで、気前よく「あぁ、もってったるわ!」と言ってくれるでしょう。

最近はホームセンターでも材料は手に入りますし、工務店に頼めば材料手配から施工まで請け負ってくれるし、ちょっとネットで検索すればいろんな情報が手に入ります。でも、地元の材料にこだわってDIYするのって結構重要だと思います。

地元に必ず地元の材料にこだわった製材所があるはず!わからない人は、市役所や県庁に問い合わせれば喜んで教えてくれますよ。だって役所も地元の材料を使ってもらったほうがいいから。

 

無垢のフローリングは必ず伸縮を考慮してはがきを挟みながら設置しましょう


無垢 ヒノキ フローリング

無垢の木材はかならず伸縮があります。それを考慮せず張ってしまうと、変に隙間が空いてしまったり、逆に膨張した時に逃げ場がなく床が浮いてきてしまったり、というトラブルはよく聞きます。
床材は、天然乾燥モノで、さらに乾燥が進み幅方向に縮むことが考えられましたので、床にきつめに並べ張っていきました。はがき2~3枚ほど挟むぐらい(はがき一枚厚み0.2mmほど)。

今回のフローリング材は東農ヒノキで厚み25mm、幅95mm(有効幅)、長さ4mのものを調達しました。節については、多少あっても問題ないと伝えておいたのですが、程よい感じのものが手に入りました。節が全くないものを好む人もいますが、節があったほうが自然感がでます。

4m材なので、自宅工房でちょうどよい長さに切断しては、部屋に運び、並べては隙間を一定になるようにはがき3枚ほどで感覚を整えながら、フロア釘で打ち付ける、という作業をひたすら繰り返しました。

作業中は、どんどん、かんかんと玄翁(トンカチ)でたたく音が響くので家族がいないときのほうがいいでしょう。我が家はとくにうるさがらなかったので、父ちゃん黙々と作業を続け、2日ほどで張り終えました。

木の収縮に関しては、1か月たち、やはり乾燥が進み少し板と板の隙間が広がりました。程よいかんじです。(写真は張った直後のものです。ここから1㎜ぐらいは縮んだかなぁ)。これは夏冬と季節を繰り返す中で絶えず伸び縮みをしています。

 

塗装はオスモのフロアクリア2回塗り


それから、オスモのフロアクリアを2度塗って完成。
今回は、マットな質感でかつヒノキの白さを残すため、艶消しタイプのものを使いました。塗った直後は濡れ色になりますが、乾燥するとしっかり白さが出ていました。塗る際は、コテバケを使うのが便利です。

真冬のフローリングのオイル塗装。自然オイルといえどもオイルは乾く過程(酸化重合反応)で必ずホルムアルデヒドが発生するし、そもそもにおいもあるので、ずっと換気扇まわしっぱ。一晩その状態だと朝の部屋の気温は外気と同じで、結構きつかったです。

 

とにかく無垢のヒノキのフローリングは気持ちがいい


ということで、東濃ヒノキの無垢板のフローリング完成です。とっても気持ちがよいです。
僕がギターを弾いてると必ず朔汰も来て歌ったり、踊ったり、ごろごろしたりしています。彼もこのフローリングが好きみたいです。

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