岐阜市で毎年冬至の日に行われる「こよみのよぶね」。日比野克彦さんが総合プロデューサーを務める岐阜の冬の風物詩です。1~12までの数字と干支の巨大行燈を長良川に浮かべ、その年を振り返りましょうという粋なイベントです。
今回、その数字のうち「6」の制作を岐阜県立森林文化アカデミーで行いました。制作の様子など詳しくは、森林文化アカデミーのブログをご覧ください。
このこよみのよぶねに向けて、12月はがっつり週末なしで準備してきました。
前日の準備が終わり、日比野克彦さんと一緒にご祈祷。そのあとみんなで長良川と金華山を背に撮影した集合写真です。(こよみのよぶねFacebookページより)
で、当日朝も7時からよぶね関係者で各チームが作成した行灯を屋台船に取り付けたりさまざまな準備を行いました。たくさんの人が協力して作り上げるイベントはこういうところで信頼関係ができていきますね。親方が「よーし、いくぞーー」と掛け声かけ、一斉に巨大行燈を持ち上げ取り付けていく様は、迫力あります。
「6」も無事屋形船に取り付けられました。しかし、この後、ほかの数字も含め、ものすごい強風とかで破れが発生します。それもみんな協力して補修していきます。
朝7時から始まった準備もあっという間に夕暮れ時。
日の入りを迎え、点灯式を経て、いざ出航。制作に携わった学生らも授業が終わって無事駆けつけてくれ、みんなで船に乗れました。
僕たちの船では、本物の鵜かごをぼんぼり提灯に使用しました。これもまた風情がある情景に花を添えていました。
本当はもっともっと書きたいことたくさんありますが、今日はこの辺で。