4月8日、自身2度目となるシティリペアの活動を行いました。
シティリペアプロジェクト.
市民自らが公共スペースのリペア(修繕)を行う活動です。
ちょうど2年前、地元の仲間たちと一緒に岐阜市畜産センター公園のアーチを塗り替えました。子どものころから慣れ親しんだ公園の象徴的なアーチが汚れたままになっていることがずっと気がかりで、公園側と交渉をして自分たちで塗り替えさせてもらったのです。
その時の様子はこちらの記事で紹介しています。
今回は、芝生広場南の東屋です。
目次
東屋(休憩スペース)の屋根の汚れが気になる日々
ずっと気になっていたこの東屋の屋根。汚れがたまってますよね。
元の色が緑系なんですが、ほぼ黒になってしまっています。
交通量が多い道路からもみえるこの東屋の屋根、今回はこれにしましょう。
まずはひたすら汚れを落とします
今回のシティリペアでは公園側がペンキをはじめ様々な道具類を準備してくださいました。ありがとうございます!
すべての道具が軽トラに積まれた状態で準備してあり、車庫から東屋隣まで移動しました。そして足場を組み上げます。
そして、まずは最初の水かけの儀式から。
そして、デッキブラシで約2時間、磨き続けます。
ごしごし。
汚れを落としたところと落としてないところの差が歴然。
長年たまり続けたであろう汚れをひたすらブラシでこすり続け、少しでもきれいにしていきます。
キレイになった後は、汚れをきれいに流し落とします。ちなみにこの東屋の前に水場があり、バケツリレーが最短距離でできたのは本当にありがたかったです。これ、水場が遠ければかなり大変でしたね。
ちなみに天気が不安定で、時に雨が降り、時に風が吹き、時に太陽が顔を出し、、、そして寒い。
なかなか過酷な作業でした。
それでもきれいになった東屋。気持ちがいいですね。
ついに白に塗るとき
汚れ落としが終わり、早速ペンキの塗り替えです。ちょうど11時ごろから開始しました。お昼休憩までに白く塗ってしまいたい、と思っていました。
まずは全体を白く塗っていきます。
ローラー刷毛なので早く塗ることができました。
しかし、ここで問題発覚!
用意してもらった白ペンキが足りなくて、お昼休憩中に追加で買いに行くことに。これは、東屋の屋根の面積をしっかり把握していなかったことが原因でした。
ですので、お昼休憩が終わってから続きの白塗りをしました。そしてその後ふちを緑に。
イラストのイメージは、降り注ぐ太陽の光と宙を舞う花の妖精
最後にイラストを描いていきます。
簡単なイメージ図を描いてみんなと共有。大きな太陽がてっぺんにあり、周りのふちが草原。その前で舞う花の妖精。
イメージを伝えたうえであとは人それぞれの完成で描いてもらいました。
最終的に完成したのが、こちら↓
この絵は、東屋の下からは見えません。遠くのすこし高いところや道路からなら見ることができます。遠くから、あれなんだろ?って気になって寄ってくれる人がいるといいなぁ、と思います。
さて、
なんとか目標の3時半ごろに終了し、最後に記念撮影。
今後もシティリペアプロジェクトを
今後もシティリペアプロジェクトを続けていきたいと思っています。当分はホームである岐阜市畜産センター公園でまだまだ直すべきところがたくさんあります。そういったところを仲間と一緒にリペアをしていきます。
シティリペアは、もともとアメリカ ポートランドで始まった取り組み。
地域の人たちが主体的になって公共スペースをアートなども取り入れ修繕、改善していき、その活動の中でコミュニティの結束や地域意識などを高めていく活動です。
公園なども利用するだけではなく、一緒によりよくしていく。汚れたままになっているのであれば、自分たちでキレイにすればいい。そうすることでよりその公園に対し愛着がわいていきます。子どもたちと一緒に活動すれば、きっと素晴らしい体験になります。
そういった活動を今後も続けていきたいと思いますし、関わりたい人がどんどんふえていくといいなぁと思っています。
それでは!