嫁が寝込んだ時、頼れる人がいても、自分が率先して動くことが大事だと学んだ話です。
今、2月25日夜。昨晩、嫁が38度以上の熱を出してダウンしました。その兆候は夕方ぐらいからあったそうで、LINEで熱がある、と入っていました。いつもより遅くなってしまったのですが、帰宅すると嫁子どもはすでに寝室に。嫁は熱でぐったりでした。
そして今朝。嫁はたぶん起きれないだろうということで、朝食と仕事に行く準備をしました。そのうち嫁が起きてきましたが、かなり辛そう。なので、実家の母に来てもらうことにしました。実家はすぐ近くなので、何かあるといつも助けてくれます。
仕事に行くか、休むかの悩み
連絡すると、「いいよいいよ、とりあえずさっくん(朔汰のこと)を保育園連れていけばいいね」と言ってくれました。その時は、まだ自分は仕事に行くつもりでした。しかし、同時にすごくモヤモヤしていました。
それは昨年の11月、1か月以上も嫁が寝込んでしまったとき、実家の両親が毎日来て助けてくれ、しまいにはお義母さんまで駆けつけてくれたのですが、僕は親が嫁と子どもを見ていてくれてるから大丈夫と思いこみ、仕事に行っていました。自分が担当する授業があったりもしてなかなか休みずらい時期だったのもあります。
でも、親が助けてくれるというのはあくまでも表面的な対処だということを、後で嫁と会話した時に知りました。嫁は僕にいてほしかったのです。いろいろと身の回りの世話をしてくれることと旦那がそばにいてくれる安心感は別物だということをその時初めて知りました。
とりあえず、休もう。
一番近い人が寄り添うべき
僕と嫁がいて、子どもがいる。これが家族です。
嫁と子どもがダウンした時に、やっぱりそばにいてあげなきゃいけないのは一番近い夫なんだと思いました。自分が守るべきものは仕事ではなく、家族だということ。さらに、今は子どもが二人いることで増して大変です。嫁は寝込み、上の子は保育園の送り迎えがあり、下の子は授乳等があります。親が来てくれたことですべて対応できません。
その後、負の連鎖、子どももダウン
駆けつけてくれた母に晄汰を見てもらい、朔汰を保育園に送り、嫁を病院に連れていきました。検査の結果、幸いインフルエンザではなかったのですが、頭痛と高熱でうなされ、結局昼過ぎまで点滴をすることに。その間、家に帰り、やらなきゃいけない仕事をして、関係者に電話して、洗濯して、洗い物をして、買い出しをしました。
病院に嫁を迎えに行き、また家に戻るともう2時を回ってました。母はここで一旦帰り、嫁は寝室で寝たので、晄汰を連れて外に散歩に行きました。1時間ほど公園をぶらつき家に戻ると、晄汰もうとうと。。。
そんなとき母が保育園に朔汰を迎えに行ってくれ、帰ってきましたが、なんと朔汰も38度の熱でぐったり。。。あぁあぁ。実は前から嫁より朔汰のほうが風邪の兆候があったのです。保育園はインフルエンザがはやってるので、朔汰がインフルエンザだったらどうしよう。。。
いつもの最後の砦パターン
嫁、朔汰は寝込んでいるので、ご飯は適当に済ませて、晄汰にも食べさせました。その後少し遊んでると晄汰もうとうとしだしたので、寝かしました。
でも1時間もたたず晄汰がギャン泣き。どれだけあやしても泣き止まず、あまりにひどいので朦朧としながらも嫁も起きてきました。そんな状態でも抱けば嘘のように泣き止むから母親のパワーはすごいと思います。が、彼女の体力も限界ということで再びベッドへ。ギャン泣きする晄汰にミルクをあげつつあやしてあやして、なんとか落ち着き寝てくれました。
すると今度は、うなされる朔汰が泣きはじめ。。。。
とまぁ、こんな感じで深夜を迎えているわけであります。今はみんな落ち着いて寝ています。
家族がダウンした時にいつも思うのは、これ今自分がダウンしたらおしまいだってこと。最後の砦です。いつものパターンはみんなが回復したら僕がダウンするってのですが、どうなるやら。
世の中のお父さんはどうしてるんだろう?
ということで、明日も休ませてもらうことにしました。
今の職場は授業があったり、重要な会議・打合せがなければ、割かし自分で調整できるのでこういった突発的なことに対応できるけど、なかなか一般的に難しいのかな。
こういう時世のお父さんたちはどうしてるんだろう?といつも疑問です。
ただ昨年のことから学んだことは、頼れる人や場所があるということは確かにすごく恵まれていることだと思うのですが、家族であるなら、可能であれば、一番近い人間が寄り添ってあげるのがベストなんだということ。身の回りの世話をしてもらえることと安心感ということは必ずしもイコールではない、ということを嫁から学んだのです。
彼女がいないとこの家は成り立たないし、だからちゃんと療養してほしいから自分ができる限りのことはする。
恥ずかしいながらも、やっと最近そういう気持ちになったのです。