東京モーターショーから秋葉原に向かいました。
東京での最後の予定はUCLAを卒業し、来年の就職前に、ある社会ベンチャー企業(マザーハウス)でインターンをするシュン君と会うこと。先日会ったえりつながりで知り合ったシュン君。
彼の行動力にはいつも驚かされます。シュン君が秋葉原に住んでいるということで、アキバの最近のかわりっぷりを見るためにも、秋葉原で会うことに。4年ぐらい前にきたときは、まだ萌え~な文化もほどほどに、ほんと電気街という感じでしたが、今は、萌え~と最新ビルが立ち並ぶ異様な町になってました。
上へ向かう男
さて、6時に駅で待ち合わせ、近くのブリティッシュなパブへ行き、いろいろ話をしました。
今のインターンの話やUCLAでの暗い時代のこと。
これからのこと。
いろいろ話をして、やっぱりシュン君はしっかり考えてて、これからどんどんおおきくなるんだなぁと期待してしまう人間だなぁと感じた。誰にだって悩み深くなるときはあるけど、そこから何を考え、どう這い上がるかが重要なんだよなぁ。
そういう意味では、自分自身、これからどう仕事に取り組み、今後に向けて考えていくかで将来大きく変わるよね。
今回、失われた1年を取り戻すため、懐かしいメンバーに会って、かつての思いや考え、極端に言えば自分を見つめなおしてみた。
3DV(当時のトヨタ自動車の年休消化システム)がリフレッシュのためにあるのであれば、こういう休みの過ごし方もいいんじゃないかと思う。
裸でも生きる マザーハウス山口絵里氏
シュン君が1冊の本をくれた。
彼がインターンをする会社マザーハウスの社長のこれまでの歩みを記した本。
帰りの新幹線で一気に読んでしまった。僕はもともと国際協力の世界に興味があり、ミャンマーやアメリカなどの経験を通して、いろいろ考えてきた。ただ、トップダウンの何も効果のないやり方や、ボトムアップの無力な活動の限界を学んで、じゃあどうすればいいんだ?っていうところで思考が止まり、先へ進むことがなかった。
でもこの山口絵理子さんは同じ26歳にして、一つの道を見つけて、そこに信念をおいて、前進し続けている。すごく勇気をもらった感じがした。
国際協力に興味がある人、自分の道を信じて生きている人から何かを得たいという人。ぜひ読んでみて下さい。
2016年12月現在 この記事で登場するシュン君はミニット・アジア・パシフィック株式会社の代表取締役CEOとして活躍しています。
ミスターミニット
http://www.minit.co.jp/