先週土曜日に漆塗りの講座を受けました。自分が作ったものに、漆を塗るということなんですが、僕は長袖に手袋という装備をしていたにもかかわらず、やられちゃいました。(かたづけの時に半そでだったのがいけなかっただろうと思います)
漆かぶれ、ひどい時は皮膚全体がぼこぼこに
うるしかぶれ。
日曜日の焼岳登山のときはまだ症状の出る前だったのでよかったのですが、月曜から容赦ないかぶれよう。右腕、左腕、一面にぶわーーーーーっと水ぶくれ!かなり悲惨な状況で嫁も、鳥肌たててました。
漆かぶれは、漆に触れてから2~3日ほどで発症するそうです。つまり漆をやって翌日にかぶれるということはないそうです。
お医者さんで適切に処置してもらいましょう
自然治癒力で治す!という思いも水曜日には折れ、皮膚科へ行くと、重度の漆かぶれとの診断。強力な塗り薬2種類と、湿布薬、飲み薬2種類を処方されました。そして最後に、「二度と漆はやるな」と宣告されたのです。
いやはや、お医者さんというのはすごいですね。あんなに悲惨な状態でしたが、2日経った今、少しずつ回復傾向に向かっています。医者に診てもらってなかったら、今頃も、水ぶくれが潰れて汁が滴りながらも作業をしていただろうと思います。
両腕は包帯ぐるぐる巻きですが、家具職人として漆塗りという選択の道を閉ざされながらも、今日も木工と向き合うのでした。
漆かぶれで快感も味わえる
漆作家さんとかぶれについて話していた時に、こんなことをおっしゃっていました。
腰回りやシモのあたりをかぶれると(特に男性はトイレに行った際に触れてしまう)、シャワーを浴びるときにものすごい快感を味わえる、と。
わかる!!腰が砕けるほどに気持ちいです(笑)
その漆作家さんは女性でしたが、それでもやはりすごく気持ちいいそうです。
もし、残念ながらかぶれてしまった人は、そういう楽しみもあるということで、ポジティブに行きましょう!