ミャンマー

【ミャンマー 観光 11】凄まじい発展を見せるヤンゴンのダウンタウンで17年前と変わらないもの

2014年12月31日

ミャンマー 観光 ヤンゴン myanmar yangon

ミャンマー最終日となる28日早朝にヤンゴンに戻ってきて、予約しておいたホテルに行きました。ホテルについたのは6時半ごろ。まさかとは思いながらもチェックインできるか尋ねると、チェックイン時間は午後2時だけど、部屋を準備するから8時半まで待っててといわれました。これはありがたいことです。

2時間ほどホテルのロビーで待たせてもらい、その間、たまっているミャンマー旅行レポートを書いたりしていました。

8時半になり、部屋の準備ができたといわれ、部屋に行き、重たい荷物を降ろし中身をすべてベッドの上に出しました。今夜、このぐちゃぐちゃに放り込んでいた服やお土産などをパッキングしなければいけません。壊れ物もあるので、登山用のバッグパックに丁寧にいれないといけないのです。少し悩ましいことではありましたが、最終日はダウンタウンを歩こうと決めていたので、ぐちゃぐちゃに散らかったベッドはそのままに、出かけることにしました。




 

ダウンタウンを歩く


一番の目的は、ボーヂョーアウンサンマーケットです。まぁこれもお土産を買うためなのですが、広大な敷地に無数のお店が入っており、ミャンマーのお土産品が何でもそろうマーケットです。

ミャンマー 観光 ヤンゴン myanmar yangon

ホテルはダウンタウンのはずれに位置していたので、いい散歩になります。歩いてみると、他の地域やほかのまちでは見られなかった活気がそこにはありました。日曜日だといこともあったからでしょうか、喫茶店は楽しそうに談笑する人の姿おおく、またたくさんの露店が歩道の上にずらりと並びます。こんなもの誰が買うんだ?といいたくなるようなエアコンのリモコンのようなものばかり並べているお店もありほんと面白いです。

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ダウンタウンは通りやエリアごとにある種のくくりができていて、メガネ屋があつまる通りだったり、看板屋が集まるエリアだったり、電化製品を扱う店が多いエリアだったり。かつてミャンマーにいた時、ダウンタウンにはよく遊びに来ていたので、そういう通りごとの違いがあったことも歩けば歩くほど思い出してきて愉快な気持ちになりました。

 

ミャンマーの土産物なら何でもそろうボーヂョーアウンサンマーケット


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さて、そうこうしているうちにボーヂョーアウンサンマーケットまでやってきました。外観は17年前と全く変わっていません。中のお店も変わった印象はありません。でも、どことなく中央部分は少しきれいになったかな。

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とにかく、ミャンマーにまつわるあらゆるものが所狭しと並んだお店に詰められているのです。一つ一つ見ていこうとするとあっという間に時間が過ぎます。同じものでもたくさんの店が扱っていたりするので値段交渉しながら各お店を周って、一番いいお店を探す楽しみもあります。

ミャンマー 観光 ヤンゴン myanmar yangon

ミャンマーは宝石の産地でもあります。なのでボーヂョーアウンサンマーケットの大部分を宝石の店が占めています。ルビーやサファイア、真珠、ダイヤモンド、翡翠などキラキラと並んでいるのです。ほかには民族衣装のロンヂーのお店も多いですし、またその場でドレスを作ってくれるお店もあります。バガンの漆製品はもちろん、少数民族の工芸品があったり、彫刻などの木製品のお店も多いです。ほんとここはぶらぶら歩いているだけでも楽しめる場所だと思います。

ミャンマー 観光 ヤンゴン myanmar yangon

僕は子どものためにTシャツや少数民族チン族のファブリック、ちょっと奮発して嫁さんへの宝石を買いました。それぞれ、値切りしながら店主らと会話するのがまた楽しいのです。僕はミャンマー数字は言えるので、一緒に数えたり、相手が英語で僕がミャンマー語で数字を言い合ったり、こういう掛け合いは面白いですし、またそういうのを楽しんでくれるお店だとなおさら買い物が楽しくなるのです。




 

変わっているようでかわってない


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さてさて、ダウンタウンには新しいお店が増えていたり、新しい建物が建設中だったりと、とにかく経済発展が著しいヤンゴンを象徴する光景があちこちにありました。それでも一方では露店がずらりと並んでいて、通る人に必死でアピールしていたり、路上喫茶でラペッイェ(紅茶)を飲みながら談笑していたりと、以前と変わらない日常もそこにあるような気がします。さくらタワーのてっぺんには17年前と変わらずHITACHIの文字が掲げられていて、スーレーパゴダはやはりダウンタウンの中心できれいにライトアップされています。

ミャンマー 観光 ヤンゴン myanmar yangon

これからのミャンマーとこれまでのミャンマー。そこに住む人たちがこれからどうなっていくのか、この国の行く末がやはり気になるのです。今回の旅では、17年前の痕跡を探しながら、いくつかの出会いと再会があり、ミャンマーでしか見られない圧倒的な光景を見ることができ、そして、民主化された以降の新しいミャンマーの姿を見ることができました。また、機会があれば、今度は家族を連れて僕が大きな経験をしたこのミャンマーに再び訪れたいと思うのでした。

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