子育て 日記

子どもながらに結構怖かった「モクモク村のけんちゃん」

2014年12月10日

モクモク村のけんちゃん

みなさん、「モクモク村のけんちゃん」って知ってますか??

知ってる人は少ないと思いますが、百科事典のブリタニカ・ジャパンが70年代ごろから販売していた英語教材の一つです。このブリタニカの英語教材、た~くさんあった中、よく聞いていた物語がこの「モクモク村のけんちゃん」だったのです。

それこそ、もう何回聞いたかわからないくらい暇さえあればとにかく繰り返し、繰り返しこの話を聞いていました。紙芝居でもあるので、何度も何度も紙芝居をめくっていました。手書きの趣ある絵、臨場感ある音楽、それは子どもの心をグイッとつかむものでした。

 

子供ながらに結構怖かった、環境破壊に立ち向かう少年の冒険物語


ではこの「モクモク村のけんちゃん」がどんなお話だったかというと、激しい環境汚染で空もどんより曇っていて、食べ物も作れず、川も汚れていて、空気も悪いモクモク村。そこで育ったケンちゃんが、病気がちのおじいちゃんから昔はこんな村ではなかったと聞きます。ある日山の向うから煙がやってきて気づいたらこうなっていた、と。するとけんちゃんは、山の向こうに行って、煙を出している人に出さないようお願いしてくる、と出かけてしまいます。

そこから魔法の国(英語をしゃべる国)にたどり着き、キューちゃんという九官鳥が友達になります。キューちゃんから魔王がお城で煙を出していることを聞き、お城に向かうことに。魔法の国の言葉をキューちゃんに教わりながら、さまざまな出会いや困難があり、、、やっとのことでお城にたどり着き、魔王を倒す、という物語。

このストーリーを通して、簡単な英語を覚えられるようになっています。それにしても全部で2時間半もあるこの物語。それでも何度も聞いていたんだなぁ。

 

我が家に「モクモク村のけんちゃん」がやってきた!


モクモク村のけんちゃん

なぜ突然「モクモク村のけんちゃん」なのかというと、僕の母親が大事にしまってあった紙芝居とカセットテープを持ってきたのです。僕もついつい懐かしくなって朔汰と一緒に何度も何度も聞きました。朔汰はお話というよりは、紙芝居をめくることに夢中になってますが、それでも英語のフレーズが面白かったりするようで、たまにセリフを言って楽しんでいます。

 

2010年生まれの子がカセットテープを知る


モクモク村のけんちゃん

そして驚いたのがもう二度と見ることもないだろうと思っていた「カセットテープ」と再会したこと。デジタル全盛というより、デジタルで成り立つこの世の中に、カセットテープというアナログ時代の代物を見ることにとても違和感を感じ、さらには2010年生まれの我が子がカセットテープとテーププレーヤーを操りだしたことにさらにびっくり!

さて、このモクモク村のけんちゃんを始め我が家にはブリタニカの教材がたくさんあって、いろいろテープを聞いていたなぁと思いだしました。ふと調べてみると、このモクモク村のけんちゃんは2008年に音源がCD化され、次にデジタル紙芝居となってCD-ROMが発売されPCで楽しめるようになっています。そしてなんと今ではiPhone/iPadアプリとなってます!恐るべしけんちゃん!

40年にもわたって愛されるけんちゃん。実は、ドラえもんののび太の声ですw
そして、これで英語を覚えるというよりは、冒険好きになるんだと思います。

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