日本が誇る伝統文化、伝統工芸の数々。
人はその美しさに触れたとき、感動し、やっぱり日本はいいなぁと感じます。
人はその技術レベルの高さに触れたとき、その職人さんを尊びます。
そして、守りたい、残したいと思います。
一方で、表に見える部分しか見ていないこともあり、
その文化、工芸を影で支える部分のところはついつい見落としがちです。
僕自身もそうです。
岐阜と和傘。
全国の和傘生産を支えているのはこの岐阜だということ。
そして、その根っこの部分が今、途絶えようとしていること。
竹の骨組みをつなぐ轆轤(ろくろ)というパーツがあります。
そのパーツを作れるのは広い全国見渡しても岐南町の木工所1箇所しかありません。
そして、轆轤の材料となるエゴノキを採取し、
その木工所に納めていた方が昨年亡くなりました。
つまり、全国の和傘生産がストップしそうなところまで来ています。
和傘なんて普段使わないし、、、、
そんな声が聞こえてきそうですが、
歌舞伎や日本舞踊、伊勢神宮などでの式典などにも和傘が使われています。
それらの存続にも関わってくることなんです。
森林文化アカデミーの同僚がこの問題に取り組み始めたことで、
僕自身も、そしてほかの多くの人もその問題を知ることができ、
具体的な問題解決に向けて動けるようになりました。
エゴノキ採取イベントを行います。
ぜひ下のリンクから詳細資料をダウンロードしてご覧いただき、
お時間ありましたらこのイベントに参加いただきたいと思います。
参加する場合は、森林文化アカデミー 准教授 久津輪まで連絡ください。
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1月14日(月・祝)9:00~16:00
集合:美濃市片知1968 板山集会場
持参品:弁当、水筒、長靴(山歩き用の靴)、軍手、防寒具、雨合羽、手ノコ(お持ちの方のみ)、チェンソー(お持ちの方のみ)
詳細はこちらからダウンロードしてください:http://goo.gl/403v8
人数把握のため、参加ご希望の方は久津輪までメールまたは電話にてご連絡ください。mkutsuwa@forest.ac.jp 090-8488-3341