子育て 日記

長男が小学校に入学しました。岐阜市の小学校にはPepperがいます。

2017年4月8日

小学校 入学式

4月7日、長男が小学校に入学しました。

いろんなことに挑戦できる学校生活に

通うのは僕が通った小学校と同じ小学校です。自分が通った小学校に子どもが通うことになるなんて、正直びっくりです。改めて行ってみるといろんなところが当時のままで、懐かしい気持ちになりました。

保育園は違う校区の保育園に通っていたので、長男と一緒に進学する友達は数人。全体の中ではマイノリティです。でも子どもなんですぐにお友達が増えるかな。

小学校 入学式

教室はいる前まではすごくお茶らけていたのに、いざ教室入って自分の席についてみるとすごい緊張し出した長男(笑)

でも名前を呼ばれると、大きな声で返事してました。

小学校ではたくさんいろんな経験をしてほしいと思います。学校の勉強も遊びも。いろんなことに興味を持ち、チャレンジしてほしい、願うのは本当にそれだけです。そのために可能性を広げてあげるのが親の役目だと感じています。




Pepperも小学校に入学しました

岐阜市 小学校 ソフトバンク スクールチャレンジ事業 Pepper

さて、入学式で、一緒に入学する友達がいるよ~って紹介されたのがあの「Pepper」。校長先生の式辞の時にPepperが登場して、校長先生とちょっとしたやりとりしてました。

なんと、6台もPepperが小学校にきたそうです。6台なので一学年に1台という割り当てなんでしょう。

式後に校長先生の部屋を見たら、

岐阜市 小学校 ソフトバンク スクールチャレンジ事業 Pepper

ウケル。

しかも、まんなかあたりにある段ボールにPepperと書かれているところが生々しい(笑)

この写真を撮ってるときに手前のPepperに何してるの?と聞かれました。すごいなぁ。

ソフトバンク スクールチャレンジ事業

Pepperが小学校に。これは、ソフトバンクのスクールチャレンジ事業で3年間Pepperを無償貸与するという制度によるものです。

ソフトバンクと包括協定を結んだ立命館大学がPepperをつかった教材を開発し、各学校ではそれに基づいて動かしたり、しゃべらしたりなどのプログラミングを学ぶわけですね。調べてみると、「Pepperプログラミング全国大会」を開催して優勝者とシリコンバレーに連れていくという構想もあるようです。

岐阜市はICT教育が大好き

岐阜市の細江市長はとにかく先端教育が好きで、「教育と言えば岐阜市」「教育立市」だといって、英語やプログラミングといったものを積極的に導入していこうとしてるんですね。市内全学校全教室に大型ディスプレーを設置したり、タブレットを導入したりとかなりの予算をつぎ込んでいます。

以下の数字を見てください。今回のスクールチャレンジ事業に参加する自治体と学校数です。

【スクールチャレンジに参加する自治体と学校数】
北海道西天北5町連合13校
福島県南相馬市18校(市内全校)
栃木県下野市8校
東京都港区16校
東京都狛江市8校
東京都町田市21校
岐阜県岐阜市39校
静岡県掛川市11校
静岡県藤枝市27校(市内全校)
愛知県一宮市27校
滋賀県草津市15校
大阪府池田市15校(市内全校)
兵庫県神河町5校(町内全校)
和歌山県かつらぎ町7校(町内全校)
岡山県新見市22校(市内全校)
福岡県飯塚市14校
佐賀県武雄市16校(市内全校)

岐阜市ダントツの39校。すごい数です。報道によると26小学校と13中学校にPepperを計約270台を導入するんだそうです。

バランスよい充実した教育を

僕は、教育に予算をたくさん割り振ってもらえるのはすごくありがたいと思っています。プログラミング教育も大事でしょう。

望むのは、バランスよい教育です。

自分の生まれ育つ地域、町、国はどんなところか、人としてどうあるべきかといった国語、社会、道徳などしっかりあって、そして算数、理科、プログラミングといった科目があって、これらがバランスよくあるといいですよね。プログラミングが大事であれば、自然体験も工作も家庭科も大事なんです。そのバランスが大事。

算数、国語、理科、社会などは実生活と結び付けて学べるからわかりやすい。プログラミングも画面の中だけでなく、創造力を発揮するために実体験としてどこまで取り入れられるか。何のためのプログラミング教育なのか、プログラミングを教える・覚えることが目的になっちゃだめなように思えます。

先生たちも大変だなぁと思いますが、先生たちの教え方ひとつでほんと変わると思います。そのあたりって、教員に対する研修とかってどうなってるのかな。こんど聞いてみよ。

子どもの創造力スイッチ!

Pepperが小学校にいたことで、ずっと前に読んだこの本を思い出しました。

生きる力、夢をかなえる力は子どもの時に創造力をどれだけ育めるかってことで、さまざまな取り組みをされているNPO法人CANVASの石戸奈々子さんの本です。

これはプログラミングがこれからの教育だ、とかそういうことを言っている本ではなく、子どもたちが創造力豊かに育っていくために、その土台としてなにが必要なのか、そのきっかけとして何が必要なのか、ってことがわかりやすく書かれています。アナログとデジタル両方が必要だって書いてあります。

統計的なデータから、十数年の実践から導き出されたこと、1冊の本の中にきちっとまとめられていて、おススメです。

新しい生活です。

さぁ、とにかく新しい生活が始まりました。子育ても新しいフェーズです。

ワクワクしますね。

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