先日、マキタのサブベースを自作したという記事を書いてから放置してしまいましたが、
なんのためかというと、Porter-Cableのダブテールジグを使うためでした。
ジグを使っての加工自体の写真を撮り忘れたため、伝わらないかもしれませんが、
写真のような蟻組み(抽斗の前板と側板の組手)が手軽に加工できる装置です。
専用の蟻ビットをハンディルーターに取り付け、
ジグに沿って切削するときれいな蟻組みができるようになっていますが、
その仕組みを理解するには慣れが必要です。
また、微妙な嵌合を出すにも試行錯誤が必要です。
それにしても、こんな道具、到底日本からは出て来ません。
閉ざされた世界の日本の木工。
逆に難しいものをもっと簡単に、お手軽に、と
常日頃から開発努力をしているアメリカだからこそ商品化出来るものだと思います。
さてさて、日本ではアリさんの顔の形だから蟻組。
アメリカではハトの尻尾だからDovetail(ダブテール)。
どちらも生き物の形から名付ける所がなんかいいですね。