おはようございます。
今日は3.11.
東日本大震災から7年ですね。
僕は今年からこよみのよぶねのリーダーを務めさせていただく関係で、「とうほくのこよみのよぶね」に参加させていただくことになりました。
3月9日の早朝に出発、15時間ほどかけて釜石に到着しました。
東北入りしてからは、沿岸部の被災された町をいくつか見て回りましたが、以前僕が東北に来た時からずいぶん様変わりしていました。
それが復興と呼ぶなら復興なのですが、日に日に変わる街の姿に地元の人たちはほんと大変だろうなぁと感じました。
石巻 南・門脇地区は1700世帯が暮らしていたとても住みやすいエリアだったそうですが、現在は更地です。
更地と言っても家の痕跡がいまだ残っています。
ここには復興祈念公園が作られる計画だそうです。
74名の生徒と10名の教師がなくなった石巻市立大川小学校は、校舎の保存が決まっています。
学校の周辺にあった商店や家々はなく、あたり一帯更地です。
途中、陸前高田も大船渡も盛り土工事が行われ、日に日に町の様子が変わり、昨日通れた道が今日は通れなくなるというぐらい工事が行われています。
そのため渋滞もいたるところで発生しやすくなっています。
かつてのまちの痕跡とそこに重ねられる新しい街の姿。今はそれが工事という形で塗り替え作業をしています。
そういった工事現場の数、そしてあらゆるところで建設が進むスーパー堤防などの大規模な工事。
他県からくると、その数と規模に圧倒されます。
これが復興というものなのか。
まだ仮設住宅で暮らす人もいるわけです。
地元の人たちの苦しみはまだまだ続いていて、それはここに来ないとわからない。
ある意味、震災がまだまだ続いているという感覚の方が正常なんじゃないかと思ってしまいます。
これだけの復興予算を使い、かさ上げしてきれいにした土地にどれだけの人が戻り、どんな町が生まれるのか?今は人口減少時代。
どこを目指しているのかわからない。
今日は、とうほくのこよみのよぶねを行います。
これについては、また書きたいと思います。