日記

素晴らしい決断

2012年2月23日

中学校の教師をしている友人がいます。
彼は今中学3年生の担任をしています。

たまたま先週末、我が家に遊びに来ていたのですが、
同じ日に三陸ボランティアダイバーズの早乙女夫妻が来る日だったので、
一緒にワカメしゃぶしゃぶを食べようと誘って、
そのまま三陸ボランティアダイバーズの説明なども聞いていきました。

次の日、彼からメールが送られてきました。
自分は場違いだったんじゃないかと前置きしつつも、
森から海へのエールのフォトフレームを卒業する生徒全員分購入し、
一人ひとりにメッセージを添えて渡したい。
そして教師としてできることは、
生徒に伝えていくことだと感じたから、
三陸ボランティアダイバーズや森から海へのエールのことを
授業で取り上げようと思う、と。

とても素晴らしいことだと思います。
それぞれがそれぞれの役割があり、できることがあります。
ダイバー達は潜ることを生かし、東北支援活動をしています。
僕らは、山の問題へ取り組むと同時に、それを海につなげようとしています。
先生は、これからの時代を担う若い生徒たちに伝えることができます。

それぞれにできることがある。

もう1年がたとうとしています。
でもそれは、これから長く続く新しい日本の最初の一年です。
まだまだこれから一人ひとりが自分にできることを意識すれば、
よりお互いを尊重し、助け合えると思います。
もっともっと豊かになれると思います。

友人が申し出てくれたことは、ほんとに尊い決断で、
勇気をくれるものでした。

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